はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

英仮想通貨取引プラットフォーム「GPay」、詐欺認定で裁判所から閉鎖命令

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

調査で損失状況が明らかに

英国の高等裁判所は、仮想通貨取引プラットフォームのGPay Ltdに対する調査で「詐欺」であると判断し、破産管財人を任命、取引所の閉鎖を命じたことが分かった。

GPay Ltdは、XtraderFX(Cryptopoint)として、英国を中心に海外に対してインターネット上で宣伝していた。

宣伝では、同取引プラットフォームは著名な起業家により支援されているという虚偽の説明をしていたことも判明。

英国において企業や個人の強制的な破産の管理や調査などを行う政府機関「Insolvency Service(破産サービス部門)」が調査したところ、少なくとも108人の顧客が同社の取引サービスを利用して、計150万ユーロ(約2億円)を失ったという。また、損失をカバーする保険に加入していた顧客もいたが、同様に損失を被っていたとされる。

また、顧客が資金を取引所から引き出そうと試みると、IDや写真付きの身分証、公共料金の請求書、クレジットカード番号などの提出を求められたほか、活発に取引を行っていないと引き出しが拒否されることもあったという。通常は、取引所の口座開設時に必要となるKYC(顧客確認)だが、同取引プラットフォームでは口座開設時には必要とされなかった。

調査を担当した当局のDavid Hillは、公式文書で以下のように述べている。

偽装したオンラインプラットフォームを顧客に使うよう促した。詐欺以外の何物でもない。

フィンテック大国で進む仮想通貨規制

英国では、仮想通貨に対する規制が明確とは言えず、当局は2020年度中にも明確なルールを策定する予定をしている。

一方、金融行動監視機構(FCA)が行った最新調査によれば、18歳以上の調査対象のうち3.86%が仮想通貨(暗号資産)を保有しているという。

英国における成人の人口全体で考えると、3.86%は約190万人に相当。またその多くは、仮想通貨の投資を「お金を増やすギャンブルの手段」としてみなしている。

参考:GOV.UK

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:21
初心者向け|仮想通貨取引所のKYC手続きとは?スマホでできるeKYCの流れと注意点
口座開設の必須手順 暗号資産(仮想通貨)取引所を利用し始めるには、口座開設時に「KYC(本人確認)」と呼ばれる手続きが必要です。これは、ユーザーの身分確認や、利用目的の確認を通…
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧