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ETH2の処理性能向上モデル、現行イーサリアムにも適応可能 ヴィタリックが見解

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

スケーラビリティ問題の改善方法に言及

仮想通貨(暗号資産)イーサリアムの次期大型アップグレード「ETH2.0」に向けたスケーラビリティ対策が、実際にETH2.0に移行する前から利用できることがわかった。共同創設者ヴィタリック・ブテリンが、ETHのスケーラビリティの改善方法について見解を示した。

現在のETH1.0に、ETH2のセカンドレイヤーソリューション「Optimistic Rollups(OR)」を適応すると、1秒あたりの取引処理数(TPS)が2000から3000まで対応することが可能になるという。ETH2.0のフェーズ1ではこれが10万TPSまで上昇する計算になる。

ヴィタリックは「少なくても2年から3年の間は、『rollups』は優れたスケーリングのソリューションとして活用できる」としている。

ORはイーサリアムのスケーラビリティ改善に貢献する技術のひとつ。取引の安全性を確保しつつ、ロードマップでは最大2000TPSまで取引処理を伸ばすことができる技術として紹介されている。

ORの技術については、ヴィタリックは以前から言及。今年2月に行われた「ETHDenver」というイベントでも、ETH2.0の開発やテストを繰り返す中で、ORのような技術を活用できることに気づいたと説明。「もちろんETH2.0が早くローンチされることを望んでいるが、たとえそれまで5年かかったとしても、シャーディングを導入するまでの間、ORは我々に余裕を与えてくれるだろう」と語っていた。

関連ヴィタリック、仮想通貨イーサリアム2.0やDeFiについて見解語る

ETH2.0にアップグレードする目的の1つはスケーラビリティの改善だ。トランザクションの並行処理を可能にするシャーディングの導入は、ETH2.0の第2段階に当たるフェーズ1となる。

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