はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

1000億円相当の巨額ビットコイン送金 「51円」の手数料が話題に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

1000億円相当の巨額ビットコイン送金

大口送金が話題になる仮想通貨業界で、稀に見る巨額送金が確認された。

ビットコインのブロックチェーンデータを分析するBitcoin Block Botが、日本円で1000億円に相当する101,857BTCが仮想通貨取引所Bitstampに送金されたことを報告した。

ユーザー間で一時警戒された巨額送金は、後にBitstampのブロックチェーンを通じた社内送金であったことが判明。警戒感はすでに収束しているが、業界からは、1000億円もの送金にかかった安価な手数料に注目が集まっている。

ブロックチェーンデータを確認すると、TRANSACTION FEES(送金手数料)は0.00005271 BTC (24.7 sat/vB)で、日本円で約51円相当。アドレスはSegWitに対応しており、トランザクション手数料が削減されていた。

改めて大口送金時のビットコインの手数料に注目が集まる事例となった。

1000億円といえば、「ZOZO」創業者の前澤友作氏がユーチューバー・デビューした動画第1弾で、ATMで記帳した額に相当する(保有していたZOZO株の売却益の一部として入金された)。一般的には、送金されるような額ではないが、仮に銀行送金で行う場合は、相当数の手続きと高い手数料がかかることは想像に容易いだろう。

銀行送金とは多少異なるが、Paypal送金で同額の送金をシュミレーションした場合、30億円相当の手数料がかかるという。

こういった事例は、ビットコインがスピードや手数料の面で、大口送金に適した一つの送金手段としての有用性があることを改めて示す事例となった。(少額決済の分野では、セカンドレイヤーソリューションの開発も行われている)

SegWit

SegWitは、Segregated Witnessの短縮語で、トランザクション展性の防止とビットコインネットワークの混雑解消、トランザクション手数料の低減等のメリットがある。取引所の導入率も増加傾向にあり、今年1月にはビットコインネットワークでSegWitに対応するトランザクションの割合は66%に達している。

ビットコインのネットワークの混雑状況が過去と比較して解消され、手数料が大幅に増加していない理由の一つに挙がる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/17 水曜日
17:51
GMOフィナンシャルHD、株主優待にビットコイン導入へ
上限1万円相当のBTC GMOフィナンシャルホールディングスは12月16日、2025年12月31日を基準日とする新たな株主優待を発表した。 新制度では、GMOクリック証券におけ…
17:45
トランプ大統領、仮想通貨支持派ウォーラー理事を次期FRB議長候補に面接へ=WSJ報道
トランプ大統領が仮想通貨支持派のウォーラーFRB理事を次期議長候補として18日に面接。ステーブルコインやDeFiに積極的で、利下げを主張する同氏は、エコノミストから高評価を得ているが、トランプ氏との個人的関係の薄さから「大穴候補」との見方も。
17:00
イーサリアム「フサカ」のメリット一覧|恩恵を受けるのは誰?
仮想通貨イーサリアムはフサカのアップグレードを完了しました。本記事では主にフサカによってどのようなメリットが生まれ、どんな主体が恩恵を受けるのかを考察します。
16:12
アニモカ・ブランズ・ジャパン、BTCFi事業者2社と相次ぎ提携 
Animoca Brands Japanは、Babylon LabsおよびBifrostとBTCFi分野で戦略的提携を締結。自己管理型ビットコイン運用ソリューションの日本市場展開を目指し、上場企業向けDAT支援事業を強化する。
15:52
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、BTC保有量で世界20位と発表
トランプ大統領次男エリック・トランプ氏が支援するアメリカン・ビットコインが、39日間で4社を追い抜き世界20位の上場企業BTC保有量を達成。2025年に企業のビットコイン保有が急拡大する中、同社は5,098BTCを保有し急成長を遂げている。
14:58
パンプ・ファンとソラナへの55億ドル訴訟、5000件の内部チャット提出へ
パンプ・ファンとソラナを相手取った集団訴訟で、裁判所が第二次修正訴状を許可。内部告発者から入手した5000件のチャット記録を新証拠として提出へ。40億~55億ドルの不正搾取疑惑でRICO法違反を主張。
13:45
ロシア下院委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定、投資手段に限定
ロシア下院金融市場委員会のアクサコフ委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定し、投資手段としてのみ認めると表明した。
11:50
JPYC EX、累計口座開設1万件・発行額5億円を突破
JPYC株式会社は、日本円建てステーブルコイン「JPYC」の発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」において、累計口座開設数1万件、累計発行額5億円を突破したと発表。10月のリリースから約2か月での達成となった。
11:45
「ビットコインは最高値更新へ」Bitwise、2026年の3つの予測を公開
Bitwiseは仮想通貨投資家にとって特に重要な2026年の3つの予測を公開。その1つとしてビットコインは最高値を更新すると予測し、根拠を説明している。
11:40
セキュリタイズが来年トークン化株式取引開始、24時間オンチェーン取引を実現
証券トークン化プラットフォームのセキュリタイズが2026年第1四半期にトークン化された上場株式の取引を開始する。合成商品ではなく実際の規制された株式をオンチェーンで発行・取引し、24時間365日の流動性を提供へ。
09:45
ソラナに大規模なDDoS攻撃、ネットワークは現時点で影響受けず
仮想通貨ソラナが過去最大級の6TbpsのDDoS攻撃を受けたが、現在トランザクション処理は正常に稼働している。市場の下落を受けビットワイズのソラナETFは初の純流出を記録した。
09:40
マーシャル諸島、ステラでベーシックインカム支給
マーシャル諸島共和国がブロックチェーンを利用した世界初のベーシックインカムのオンチェーン支給を完了した。ステラーブロックチェーン上の主権債USDM1を使い、四半期ごとの現金配送をデジタル送金に置き換えた。
09:00
ビットコイン、2026年に過去最高値更新は可能か=グレースケールの最新予測
グレースケールは最新レポートで、ビットコイン価格の30%下落について歴史的には平均的な調整範囲内で、強気相場中の典型的な変動に過ぎないとの見解を示した。また、2026年には最高値を更新する可能性があると主張している。
08:51
金融庁、ステーブルコイン・暗号資産の「仲介業」を規制対象に パブコメ募集
金融庁は12月16日、ステーブルコインや暗号資産の「サービス仲介業」を新たに規制対象とする政令・内閣府令案を公表し、パブリックコメントの募集を開始した。取引所以外も監督下に置く方針だ。
08:40
ウォーレン米議員がDEXの安全保障リスクを警告、パンケーキスワップを名指し
米国のウォーレン上院議員が分散型取引所パンケーキスワップの国家安全保障リスクについて財務長官と司法長官に書簡を送った。北朝鮮による資金洗浄とトランプ関連ステーブルコインとの関係を指摘。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧