はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン一時100万円台復帰 アルトコイン高騰に日本と海外では温度差も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

ビットコイン(BTC)は7日、一時100万円台に復帰した。 前回の上昇局面である7月2日の直近高値は「999,498円(bitFlyer)」で止まり反落したため、100万円台復帰は7月以来初となる。

ビットコイン市場は6日、日本時間6時過ぎにサポートラインを割り込み96.4万円まで急落したが、最終防衛ライン付近で直近6度目の急反発を見せていた。

背景として、新型コロナ第二波懸念で急落していた米国株が落ち着きを取り戻しつつあることが、相関を強める仮想通貨市場にもプラスに働いている状況がある。6日の東京株式市場でも、日経平均株価が前日比400円ほど値上がりした。

再選を狙うトランプ大統領が率いる米国を中心に、世界各国の政府・中央銀行が、史上最大規模の「財政・金融政策」を打ち出しており、ある種の官製相場が株価を下支えしているほか、法定通貨の信認低下もビットコインにとって追い風となっている。

一方、短期的な急騰には反動で急落するリスクもつきまとう。まだ上昇トレンドに転換したと判断するには時期尚早であるため、注意が必要だろう。

アルトコインはミドルキャップに

連日値動きがなかったビットコイン市場への資金流入を受け、アルトコインも前面高相場となった。イーサリアムは25,000円に、XRPも20円まで一時復帰した。

また、コロナショック以降に根強い価格推移を続けているミドルキャップまでのアルトコイン銘柄も依然好調だ。

FTXの時価総額別インデックスでコロナショック後の価格推移を確認すると、基本チャート(青)に当たるビットコインの値動きに対して、小規模(赤)、中規模(オレンジ)時価総額のアルトコインの価格パフォーマンスが大幅に上回っている。

一方、ビットコインと比較してパフォーマンスを落としているのが、時価総額上位(水色)のアルトコインで、その差は顕著になりつつある。日本ではこれらの銘柄が主な取扱い通貨となるため、海外とコミュニティの温度感にも差ができつつある現状を指摘する声も出ている。

DeFi分野が牽引

最近の市場傾向はアルトコインのトレンドを意識した分野別(セクター)の買いも強まってきたことが一因にある。

時価総額が顕著に伸びている分散型金融(DeFi)は、関連銘柄の時価総額も30億ドルを突破した。

コインマーケットキャップのDeFi時価総額ランキングに登録されている40のプロジェクトのみで、時価総額の合計が34億ドルに達している。(登録されていない銘柄もある)

DeFi関連マーケットの時価総額別では、コンパウンドが1位の5億ドル、次点にMakerの4.6億ドル、Kyber Networkの2.9億ドルと続いた。

過去30日のDeFiトークンの上昇率(7月3日時点)は、ビットコインが+2%ほどに留まったのに対し、最もリターンの高かったBancorのBNTトークンは+300%を記録。Kyber Networkや、MakerDAO、Aaveのネイティブトークも50%以上の上昇率となっている。統計に含まれていないChainlinkやSNXトークンも同様に好調に推移している。

CoinPostの関連記事

COMPなど高騰するDeFiトークンは「第2の仮想通貨バブル」か?有識者らも熱視線
今年6月、セカンダリマーケットで数倍まで急騰したCOMPなどのDeFiトークンに投資家の関心が集まった。「仮想通貨バブル」とみなす有識者がいる中で、一部市場関係者は「初動」だとする根拠を示す。
DeFiの認知度と利用度のギャップを可視化する|CoinGecko Japan寄稿
Coingeckoが独自に実施したアンケートデータを元に、数あるDeFiカテゴリ及びDeFiサービスの認知度と比較した実際の利用度、ユーザーの利用意思を明らかにしていきます。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:25
エリック・トランプ氏「仮想通貨事業参入のきっかけは不当な銀行口座閉鎖」
トランプ大統領の次男エリック氏は、大手銀行による突然の口座閉鎖が仮想通貨事業参入のきっかけとなったと明かした。同氏は、ブロックチェーン技術により今後10年で金融や銀行の在り方は大きく変わると予想している。
12:56
メタプラネット、ビットコイン追加購入で累計4,206BTCに
メタプラネットが4月2日に仮想通貨ビットコインを160BTC、約20億円分追加購入し、累計4,206BTCに保有量を伸ばした。2025年末1万BTC・2026年末2万1,000BTCを目指し、独自財務戦略を進める。
12:05
ビットバンク、村上信五さん起用の新CM放映開始へ
国内暗号資産取引所の大手ビットバンク株式会社は4月2日、バラエティ番組の司会などで活躍する村上信五さんを起用した新CM「Everybody bitbank」シリーズの放映を4月3日から開始すると発表した
11:44
米グレースケール、バスケット型仮想通貨ETF申請 XRP・ソラナ・ADA含む5銘柄で
米グレースケールがビットコイン他複数の仮想通貨に投資する「デジタル・ラージキャップ・ファンド」のETF転換をSECに申請した。承認されれば一般投資家にも開放される見込みだ。
11:00
「決済用ステーブルコインは利子提供不可」米ヒル議員が強調 コインベースらの嘆願却下
米下院金融委員長が決済用ステーブルコインの利子提供は認められない計画だと強調。コインベースなど仮想通貨業界からの要望を却下した。法案にも禁止条項が盛り込まれている。
10:30
国内上場のenish、1億円相当のビットコイン購入へ Web3事業強化で
株式会社エニッシュが1億円相当のビットコインを4月1日から4日にかけて取得すると発表。ブロックチェーンゲーム開発を手がけながら、Web3領域での事業展開強化と財務戦略の一環としてビットコインを活用へ。
10:15
バックパック、FTX EUの顧客へのユーロ返還手続きを開始
仮想通貨取引所バックパックは、FTX EUの顧客にユーロを返還するための手続きを開始。FTX自体は現金での返還をすでに開始しており、仮想通貨の買い圧につながるのではないかとの見方も上がっている。
08:20
バリュークリエーション、2度目の1億円分のビットコイン購入を実施
東証グロース上場のバリュークリエーション株式会社が3月31日、1億円で7.8BTCの追加購入を発表。3月17日の初回購入から2週間で2回目の投資を実施した。
08:15
ビットコイン一時50万円上昇、米経済指標とトランプ関税政策が影響|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時50万円の上昇となった。現在、市場の最大の注目材料はトランプ大統領による関税政策であり、ビットコインはリスク資産である米国株価指数との相関性が非常に高くなっている。
07:50
『ビットボンド』提案、トランプ政権のビットコイン準備金戦略、年間10兆円の財政削減効果も
ビットコイン政策研究所が「ビットボンド」提案を発表。米国債の金利負担軽減と仮想通貨ビットコイン保有増加を同時実現する戦略で、2兆ドル規模で導入した場合、年間700億ドルの節約効果と推算。
07:20
ビットコイン購入準備のゲームストップ、2200億円調達済み
米ゲーム小売大手ゲームストップが15億ドルの無利子転換社債発行を完了し、ビットコイン購入計画を進行。マイクロストラテジーの戦略に類似する企業の仮想通貨投資の新たな展開に。
06:55
三井住友FG、アバランチらとステーブルコインを共同開発
三井住友FGは、ステーブルコインの開発を行うことがわかった。仮想通貨アバランチを開発するAva Labsら3社と協業し、26年度を目処にした発行を検討している。
06:35
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、二社統合モデルでIPO計画
トランプ家支援のAmerican Data CentersとビットコインマイナーHut 8が設立した合弁会社American Bitcoinが上場計画を発表。エネルギー・インフラとマイニング事業を二社統合モデルで展開していく。
06:12
ブラックロック、英で仮想通貨事業者認可を取得、ビットコインETF提供へ
世界最大の資産運用会社ブラックロックが英国金融行動監視機構から仮想通貨事業者として認可を取得。資産12兆ドルの投資巨人が欧州向けのビットコインETFを英国拠点から運営へ。
05:50
AI関連株と仮想通貨が反発、OpenAI過去最大の6兆円調達受け
OpenAIが史上最大の400億ドル資金調達を実施し企業価値3,000億ドルを達成。週間ユーザー数は5億人に拡大し、年間売上高は127億ドルを見込む。これを受けてCoreWeaveが38%上昇、AI関連仮想通貨も5%以上上昇した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧