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「ユーザー数5億人越え」中国配車サービス大手DiDi、デジタル人民元プロジェクト参加へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DiDiがプロジェクトに参加

中国の配車サービス大手DiDiが中国の中央銀行である中国人民銀行(PBoC)のデジタル通貨研究所と提携し、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に取り組む。中国の地元紙が報じている。

報道によれば、研究所とDiDi Chuxing(滴滴出行)はスマートモビリティ分野におけるデジタル人民元(DCEP:Digital Currency Electronic Payment)の利用可能性を探るため、戦略的パートナシップを締結したとのことだ。

DiDiは、デジタル通貨研究所と協力し、当局のガイドラインの下で、デジタル経済と実体経済の融合に取り組んでいくとしている。

また、CoinDesk紙が関係者の話として報じるところでは、DiDiはDCEPの運用のためのタスクフォースを立ち上げ、パイロットプロジェクトの設計に取り組むとされる。

デジタル人民元が日常的な決済シーンに

中国で配車サービスを展開するDiDiは2016年にUber Chinaを買収するなどして、中国でトップシェアを誇る配車サービスとなっている。また、ソフトバンクと提携し日本でも事業を展開している。

DiDiがデジタル人民元に関わるとなると最も期待されるのが、自社の配車サービスにおける決済手段としてのデジタル人民元の利用だ。

デジタル人民元に関しては、東南部の蘇州市で公務員が受け取る手当の一部(交通費手当)をデジタル人民元で支給するとの実験に関する報道があるなど、既に実地での実験が行われている段階だ。

一方で、その具体的なローンチ日程に関しては、これまで関係者から直接的に明言されたことはない。ローンチされた暁には、5億人以上とされるユーザーを抱えるDiDiでデジタル人民元が利用可能となれば、その爆発的な普及が期待される。

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