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仮想通貨ステラウォレットの秘密鍵、韓国大手サムソンの「Galaxy」で保管可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

サムスンのスマホに秘密鍵を保管

仮想通貨ステラ(XLM)のネットワーク開発をサポートするステラ開発財団(SDF)が、サムスンのブロックチェーン・キーストアとの提携を発表した。

これにより、ステラユーザーはウォレットの秘密鍵を、サムスンの主力スマートフォン「Galaxy」に保管できるようになる。

ウォレットとキーストアの対応機種は、現在のところGalaxy S20、Galaxy Z Flip、Galaxy Note 10、Galaxy Fold、Galaxy S10シリーズなどのデバイスに限られているが、ステラ保有者にとってはサムスンのモバイル機器を購入するインセンティブとなる。

ステラのブロックチェーンサービスがキーストアを通じて利用可能になったことから、ステラ開発者は、サムスンGalaxyスマートフォン用のブロックチェーンアプリやサービスを構築できる。

ステラ開発財団のCEOであるDenelle Dixonは次のように語った。

サムスンは、ユーザーにとって使いやすく、ブロックチェーン技術の採用を促進する秘密鍵管理ソリューションを提供している。サムスン・キーストアへの統合により、ステラとサムスンが共同で提供するイノベーションを新しいユーザーネットワークに体験してもらえる。

今回の統合を始まりとして、これからも多くの開発者やユーザーが両社の提供する機能を活用できるよう協働していくという。

現時点で、少なくとも4つのステラベースの企業が、デジタル証券を取り扱うプラットフォーム「DSTOQ」、ブロックチェーンB2B決済の「SatoshiPay」、ゲームが出来るウォレットアプリ「Litemint」、IoT関連アプリ「Nodle」などをキーストアで利用できるようにするためのソフトウェア開発キット(SDK)を採用予定だ。

サムスンは世界シェアNO.1

米IDCが発表した2019年の世界スマホ出荷台数は、サムスンが1位で21.6%を占めており、約3億台を販売している。

今回の機会はステラ開発財団にとって、ユーザーに便利な秘密鍵管理を提供することに加え、利用者の多いプラットフォームでステラベースのアプリを構築することを可能にして、エコシステムをさらに成長させることにも繋がりそうだ。

サムスンのGalaxy S10やS20シリーズに搭載されているブロックチェーンウォレットは、ノンカストディアルの仮想通貨ウォレットで、対応銘柄は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要銘柄から、BAT、ENJ、MKRなど30以上の人気通貨に及んでいる。

s10の後継機種であるs20ではセキュリティ機能も強化された。ターンキーソリューションにより、PINコード、パスワード、仮想通貨の認証情報などの機密データを組み込みのモバイルメモリとは別に、安全に保存するという。

また新しいセキュリティチップにより、ログイン時のデータを盗むリプレイ攻撃なども防ぐ。

ウォレット搭載のスマートフォンが次々登場中

仮想通貨ウォレットを搭載するスマートフォンを発売しているのはサムスンだけではない。

他にスイスのシリンラボが発表した「フィニー」、台湾の携帯電話メーカーHTCが発表した「Exodus」、プンディXの「BOB」などがある。

また仮想通貨取引所フォビ(Huobi)も中国で「Acute Angle」というブロックチェーンスマホを発売しており、今後欧米でも発売される計画があるという。

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