仮想通貨XEM(ネム)が逆行高
仮想通貨XEM(ネム)が高騰、軟調な仮想通貨市場で逆行高を記録した。
XEM/JPYは19日、日本円建てで前日比20%高の5.85円まで高騰した。その後も大きく反落することなく推移している。
XEM市場は、中期移動平均線(50EMA)が長期移動平均線(200EMA)を超えるゴールデンクロスが成立。約4ヶ月ぶりに買いシグナルが点灯していた。
株式や仮想通貨ビットコインのテクニカル分析でよく使われる「移動平均線」を軸に、ゴールデンクロス、デッドクロス、パーフェクトオーダーといった相場のシグナルについて、投資初心者向けに図解する。
ネム関連の活動は、2020年に入り活発になりつつある。
今年4月には事業体の再編を発表。ネム財団、ネムスタジオ、ネムベンチャーズが新組織「NEMグループ(NEM Group Ltd.:NGL)」に統合。旧カタパルトである新チェーン「シンボル(Symbol)」のローンチも控える。
NEMグループ傘下では、出資・提携を行うNEM Venturesや、流動性管理等を行うNEM Trading、技術・ビジネス開発等を行うNEM Softwareが関連事業に取り組み、コミュニティ活動を活性化するコミュニティプラットフォーム「NEM HUB」も正式ローンチされた。
ネムコミュニティの活動規模では、日本が世界でも大きなシェアを占めている。
また、関連ニュースでは、欧州バルト三国の一国 リトアニアでネムブロックチェーンを利用したコレクタブル通貨の発行が行われた。政府がデジタル資産の発行にパブリックチェーンを利用する事例として、注目も集まった。