はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

高値圏で推移するビットコイン、RSIは1年ぶりの過熱帯に滞在

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

株式市場と仮想通貨

米ニューヨーク市場は、ダウが前日比160ドル高で取引を終えた。

28、29 両日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利誘導目標レンジの据え置きを全会一致で決定した。

パウエル議長は「新型コロナ感染拡大のなか、経済はかつてない深刻な状況にある。」との認識を示し、声明では「支援のためあらゆる手段を尽くす。雇用最大化と物価安定の促進に全力で取り組む。」と力強いメッセージを発した。

新型コロナウイルスの収束には、有効なワクチン・治療薬が承認され、各国の医療機関に出回ることが必要不可欠だ。

欧州連合(EU)は、米ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス治療薬「レムデシビル(ベクルリー)」の供給で同社との合意に達した。約78億円)相当の契約を結んだという。

ビットコイン動向

仮想通貨市場では、ビットコイン(BTC)は、前日比+1.5%の116.1万円(11,040ドル)で推移。

急騰した28日には、11400ドルから10590ドルまで下がる場面があるも、その後は高い水準でもみ合っている。

懸念点は、相場の過熱感を示す日足RSIが80を超え、1BTC=14,000ドルを付けた昨年6月下旬の水準に匹敵すること。11400ドル(120万円)水準を上抜けるためには、日柄調整をこなさないと健全な上昇は見込めないようにも思われる。いずれにしても、取引所の金利動向や未決済建玉(OI)推移などを含め、注意が必要な局面だ。

Bitinfochartsからのデータによると、ビットコイン(BTC)の取引手数料は、過去3日間で2倍に達している。

Mempoolのデータは24日頃にピークに達し、約80メガバイト相当のトランザクションがネットワークで処理されるのを待っていた。高騰するイーサリアムのネットワーク料金も平均で1.4ドルと急上昇しており、今月は180%上昇した計算になる。取引手数料の急騰は、CompoundやUniswapなどのDeFiアプリにも影響をもたらすことになる。

XRP動向

SWELLの影響で高騰したXRP(リップル)であるが、長らく下落トレンドで上値抵抗線も少なくない。

XRP/USD 週足チャート

Cactus(@TheCryptoCactus)は、高騰したXRP(リップル)の0.25ドル(26.2円)の抵抗帯から再下落するシナリオを想定した。一方で、これらをブレイクして続伸すれば、週足・月足の形状にて、典型的な大底からの反転チャートが見込めるか。

GMOコインの業績

GMOフィナンシャルホールディングスは29日、決算(2020年12月期 第2四半期決算)を発表した。

2020年12月期第2四半期は、4-6月に該当する。

傘下の仮想通貨取引所GMOコインにおける暗号資産事業は、ビットコインを中心に4月末から5月にかけてボラティリティが上昇するも、6月以降は相場低迷を受けて低調に推移した。取引高は増加するも、カバーコストの増加により収益減となり、収益性の向上・安定化に向けたカバーロジックの改善が急務だとした。

オンラインによる本人確認を導入。最短で申込み当日から取引可能となったことで、顧客基盤は順調に拡大。口座数は、前期末の27.1万から31.9万まで増加した。

GMO決算資料

売買代金シェアも、業界全体の売買代金の17.6%と堅調に推移。顧客属性では、男性比率81.6%に対し女性比率は18.4%。年齢別では30〜40代が大半を占める。

GMO決算資料

一方、売買代金は前年同期4.1兆円に対し、3.0兆円に減少。 株の売買代金3.4兆円とほぼ同水準だが、GMOが主力とするFX事業では、取引高は341兆円に及ぶ。

営業収益は、2020年1-3月が11.9 億円に対し、4-6月は6.8 億円 (△42.6%) 営業利益は、2020年1-3月が5.6 億円に対し、0.3 億円 (△93.7%)と大幅に減少。今年5月に半減期を迎えたビットコイン(BTC)市場だったが、1〜2月の上昇相場と3月のコロナショックによる歴史的なボラティリティで発生した投資特需と比較すると落ち込みが目立った。

なお、GMOコインは5月1日に「第一種金融商品取引業者」登録が完了しており、他社に先駆け今後のサービス拡充が期待される。

GMOHDは、の新規銘柄の取り扱いを開始する等サービスの拡充を推進し、さらなるシェア獲得を目指すとした。仮想通貨取引所GMOコインは22日、販売所サービス・暗号資産 FX サービスにて、オーエムジー(OMG)を取扱開始したことを発表している。

オーエムジー(OMG)は、2017年に「OmiseGo」として開発・運営がスタートし、2020年6月1日にOMG Networkへとリブランディングされたコインだ。OMG Networkは、USDT発行にも利用されるイーサリアムのブロックチェーンにおけるスケーラビリティを向上させるためのセカンドレイヤーのソリューションとして期待されている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/17 金曜日
13:35
コインベース、ステーブルコイン決済プラットフォームを開始 USDC保有で年利4.1%
コインベースが企業向けステーブルコイン決済プラットフォーム「Coinbase Business」を発表。USDC保有で年利4.1%、低手数料・即時決済でB2B決済の課題を解決。会計ソフト連携も対応。
13:20
ユニスワップがソラナ対応開始、非EVMチェーン初の統合実現
ユニスワップが非EVMネットワークとして初めてソラナに対応し、ウェブアプリでSOLトークンの直接スワップが可能になった。100万以上のトークンにアクセスでき、今後はブリッジングやクロスチェーン機能も予定している。
12:50
ビットコイン価格モメンタム弱まるも、クジラの買いは堅調=CryptoQuant
CryptoQuantが仮想通貨ビットコイン市場の近況を分析。短期的な上昇の勢いが弱化しているがデータは大口投資家の買い増しを示唆していると指摘。上昇再開の水準などを分析した。
11:46
ビットコイン11万ドルを割り込み続落、米中首脳会談控え市場の緊張高まる
ビットコインは前日比2.39%安の108,800ドルに下落。トランプ大統領が中国との貿易戦争継続を認め、月内の米中首脳会談を控える中で市場に緊張感が広がっている。VIX指数は5カ月ぶり高水準に急騰し、地銀の融資問題も重なり市場心理が悪化。一方で金価格高騰を背景にトークン化された金の時価総額が34億ドルに達するなど、リスク回避の動きが鮮明となっている。
11:30
米上場Zeta、ビットコイン決済で約350億円私募調達 SolvBTCトークン採用
米上場ZetaがBTC決済で2.3億ドル私募。SolvBTC採用により、ビットコインを受動的保有から利回り創出型の生産的資産へ転換する財務戦略となる。
11:10
リップル、XRPトレジャリー設立で1500億円資金調達を主導
リップルがXRPトレジャリーのため10億ドル規模の資金調達を主導していることが明らかになった。SPAC経由で資金を調達し、XRPに特化した最大級のデジタル資産保有企業を設立する計画だ。
11:00
仮想通貨IEO投資の稼ぎ方 今後の予定、参加方法|2025年版
暗号資産(仮想通貨)投資で公募価格の数倍もの高値付けることもある国内外のIEO事例ですが、初値で公募割れしたケースもあるなどリスクも付き物です。今後の注目IEOにはナナメウエ社の「YAY」、NOT A HOTELの「NAC」をbitFlyerやGMOコインが販売検討しており、口座開設がおすすめです。国内外のIEO成功事例、参加方法まで解説。
10:45
スクエアのビットコイン決済端末、米国のコーヒーショップへ導入
ジャック・ドーシー氏が率いるブロック社のスクエアで、仮想通貨ビットコインの決済事例が報告された。Compass Coffeeがビットコイン決済対応のスクエア端末を設置したとXに投稿している。
10:30
アーサー・ヘイズらがイーサリアムの年末1万ドル予想を維持、大幅下落後も強気姿勢
ビットマインのトム・リー会長とアーサー・ヘイズ氏が、イーサリアムの年末1万ドル到達予測を改めて表明した。現在価格から142%上昇の見込みだが、歴史的平均は21%増に留まっている。
09:40
コインベース、競合バイナンスのBNBを上場の計画 CZ氏は関連トークンの取り扱いも推奨
米コインベースが競合バイナンス関連の仮想通貨BNBを上場予定リストに追加した。CZ氏はBNBエコシステムの成長を背景に、他のBNBチェーン銘柄の上場も推奨している。
08:50
仮想通貨トレジャリー企業のバブル崩壊か、ビットマインのトム・リー会長が指摘
ビットマインのトム・リー会長が、多くの仮想通貨保有企業が純資産価値を下回る取引状況を指摘し、バブル崩壊の可能性に言及した。メタプラネットも企業価値指標が基準を下回る事態となっている。
08:12
ビットマインが押し目買いか、600億円超のイーサリアムを追加購入
トム・リー氏率いるビットマインが押し目買いで10万4336ETHを新規購入した模様。同社は総供給量の5%取得を目標に掲げ、イーサリアム保有を継続的に拡大している。
08:00
フロリダ州、退職基金の10%までビットコイン投資を認める法案提出
フロリダ州議会が州の公的資金と退職基金の最大10%をビットコインなどの仮想通貨に投資できる法案を提出した。インフレヘッジとして位置づけ、2026年7月施行を目指している。
07:10
OKXとスタンダード・チャータード、機関投資家向けサービスを欧州へ拡大
仮想通貨取引所OKXは、スタンダード・チャータード銀行とのパートナーシップ拡大を発表。機関投資家が資産を同銀で保有したまま残高をOKXに反映させる機能を欧州経済領域でもローンチした。
06:45
米SEC委員長「仮想通貨規制は10年遅れ」、イノベーション促進へ方針転換
米SECのアトキンス委員長が仮想通貨規制の遅れを認め、業界発展を最優先課題に位置づけた。イノベーション免除制度の導入やトークン化推進により、海外流出企業の呼び戻しを目指している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧