CoinPostで今最も読まれています

bitFlyerとBraveが共同開発、Braveブラウザで仮想通貨BATの受取・利用が日本で初めて可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本初、BraveブラウザでBATの受取が可能に

国内最大手仮想通貨取引所bitFlyerを運営する株式会社bitFlyerは30日、ブラウザ Brave を提供する Brave Software, Inc.の子会社で、ブロックチェーン関連業務を行うBrave Software International SEZCと、Brave ブラウザ内で使用できる仮想通貨(暗号資産)ウォレットを共同開発することを発表した。

本サービスにより、利用者はBraveブラウザ上の広告視聴等によって暗号資産ベーシックアテンショントークン(BAT)を受け取り、そのBATをbitFlyerで売却できるようになる。

また、bitFlyer で購入したBATをBraveブラウザ上で利用できるようになる。本サービスの提供開始は、2020年11月頃を予定している。

bitFlyerは今年4月、Braveブラウザ上で流通する暗号資産であるBATの取扱いを開始。bitFlyerとBrave Softwareは、7月9日に業務提携に関する基本合意書を締結し、bitFlyerはBraveブラウザの暗号資産ウォレット領域における日本初のパートナーとなっている。

関連:bitFlyer、仮想通貨BATの取扱い開始 新規アルト採用はXRP以来4ヶ月ぶり

関係者のコメント

■株式会社 bitFlyer 代表取締役 三根 公博氏

この度、Brave ブラウザの暗号資産ウォレット領域における日本初のパートナーシップを締結できたことを、嬉しく思います。

bitFlyer の強みである高度なセキュリティを活かし、Brave ブラウザユーザーに安心して暗号資産をご利用いただける環境を提供します。Brave ブラウザは、ブラウジングという極めて日常的な行為の中で暗号資産を入手したり使えたりする機会が持てることで、投資対象としてだけではない暗号資産の新たな可能性を示すモデルケースになると考えています。

これまで暗号資産に触れてこなかった方にも、Brave ブラウザを通じて暗号資産を保有・ご利用いただく機会が増えることでより一層、暗号資産を身近に感じていただけるようになります。

bitFlyer はこれまでも、ビックカメラへのビットコイン決済サービスの提供や、T ポイント・ジャパンとの業務提携により保有している T ポイントをビットコインに交換できるようにするなど、生活の中で暗号資産に親しんでいただける取り組みを行ってまいりました。

今回の Brave Software とのパートナーシップにより、暗号資産に実需を生み出すことと、これまで暗号資産に触れる機会のなかった多くの方に暗号資産を経験してもらえるようになることを期待しています。

これは bitFlyer のミッションである「ブロックチェーンで世界を簡単に。」の実現に近づくものであると確信しています。そしてこれからも、bitFlyer は暗号資産の普及に努めてまいります。

現在、Brave Software と協力し本サービス提供の準備をしていますので、提供開始まで楽しみにお待ち下さい。

■Brave Software Asia 株式会社 代表取締役 嶋瀬 宏氏

bitFlyer とのパートナーシップを締結できたことを大変嬉しく思います。

本サービスは、日本のインターネットのエコシステムを大きく変えるために必要不可欠な機能の一部であり、消費者に大きなメリットをもたらすものとなります。

これまで、消費者のプライバシー情報およびアテンションをマネタイズすることにより、一部の事業者のみが大きな利益を得る一方で、コンテンツを提供するクリエイターや消費者への還元は限定的なものとなっておりました。

Brave ブラウザでは、これまでのエコシステムで犠牲となっていた消費者のプライバシー、インターネット速度、通信費を守りつつ、消費者のアテンションに対して、適切な報酬が支払われ、お気に入りのクリエイターや組織を支援できるような世界を作ることに尽力しています。

bitFlyer とのパートナーシップは、この消費者中心のインターネットを再構築する上での大きな一歩であり、今後の展開を楽しみにしていただきたいと思います。

【Brave Software, Inc. について】

Brave Software は、高速でプライバシー重視型のブラウザと、ブロックチェーンベースのデジタル広告プラットフォームの提供を通じ、ユーザー、パブリッシャーそして広告主にとってより良いインターネットを再構築しようとしています。

ユーザーにはプライバシーが尊重され、かつ高速なウェブブラウジング体験とバッテリー節約効果を提供します。同時にパブリッシャーは収益を拡大することができ、広告主はコンバージョンを向上させることができます。

ユーザーはプライバシー重視型の広告にオプトインし、広告を表示すると航空会社のマイルのような形でトークンを受け取ることができます。このトークンはパブリッシャーやコンテンツクリエイターへのチップに使用することができます。

Brave のソリューションは、オープンウェブに参加する、プライバシーと収益をアドテクノロジー業者に渡すことに不安を感じるすべての人にとって、win-win のソリューションです。

Brave ブラウザは現在、1,500 万人以上の月間アクティブユーザーと 70 万人以上の認証済みパブリッシャーを抱えています。Brave Software は、JavaScript の生みの親であり、Mozilla(Firefox)の共同創設者でもある Brendan Eich と、元 Khan Academy、Mozilla の Brian Bondy 氏によって共同創設されました。

Brave ブラウザについて: http://brave.com/ja

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
21:00
OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ
OKCoinJapanが暗号資産(仮想通貨)オプティミズム(OP)の取扱いを開始へ。イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、その技術はCoinbaseが支援するBaseやバイナンスのopBNBの基盤に使用されている。OPのユースケースや今後の展望も言及。
17:20
機関投資家のDeFiリスク管理を強化、Fireblocksの新セキュリティ機能
FireblocksがDeFi製品にdApp ProtectionとTransaction Simulationを追加。リアルタイム脅威検知と安全なトランザクション実現で、機関投資家のオンチェーン活動をサポート。
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安で1ドル158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア