はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

韓国最大のメッセージアプリ:カカオトークが独自仮想通貨発行のICOを検討中

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

カカオ社がICO実施に伴いカカオブロックチェーン(仮称)設立か
カカオ社はブロックチェーンの技術力の確保と、関連企業の買収に積極的に乗り出す、とのことです。また、3月20日に行われる記者会見で、計画の概要を説明するため、具体的なロードマップを発表する予定です。

カカオブロックチェーン(仮称)とは

韓国最大のメッセージプラットフォーム「カカオトーク」を運営するカカオ社は、独自通貨発行のためのICOを検討し、更にはブロックチェーン技術に重点を置いた子会社を設立します。

「カカオブロックチェーン(仮称)」と名付けられたこの新子会社は、事業計画や目的は不明ですが、ブロックチェーンソリューションの開発に専念します。

また、ハフィントンポスト韓国版は、新しいブロックチェーン部門の設立後、ICOを通じて独自仮想通貨「Kakao Coin(カカオ・コイン)」の発売を検討していると伝えました。

韓国の人口の推定93%がカカオトークを主なメッセージプラットフォームとして使用しており、カカオコインの立ち上げと使用について、今日まで国内でのICO実施は違法である、としている韓国の金融規制当局の動向が注目されています。

同社は、子会社を通じ、昨年9月に110種類以上のトークンを扱う仮想通貨取引所「Upbit」を開設し、すでに仮想通貨業界に進出しています。

今後の予定

カカオ社は3月20日に行われる記者会見で、計画の概要を説明するため、具体的なロードマップを発表する予定です。

同社はICOで確保した資金で、ブロックチェーンの技術力の確保と、関連企業の買収に積極的に乗り出す予定とのことです。

既に同社は、今年2月にシンガポール証券取引所を介して海外株式預託証券(GDR)を発行し、10億ドル規模の海外資金の誘致に成功しています。

これまで報じられているように、韓国の金融規制当局は2017年9月下旬からICOを禁止する方向で動いてきました。

CoinPostの関連記事

韓国ICO禁止を発表/中国のICO禁止と比較分析、今後の市場の動きまとめ。
韓国政府がICO禁止を発表しました。中国のICO禁止に続き、仮想通貨の取引高の多い主要国も続々とICO規制を発表しています。

現在韓国でのICOの立ち上げと実施は法律で禁じられているため、カカオ社は海外の管轄区域(特にシンガポールと香港)でのICOをの立ち上げと実施すると予想されています。

カカオコインとは

カカオ社は、カカオドライバ・カカオゲーム・カカオトークといった数多くのサービスやアプリケーションに、法定通貨の替わりとしてカカオコインを導入することを検討中です。

カカオトーク・カカオペイといった同社のアプリのユーザーは、アプリケーション内でカカオコインを現金支払いのように使用することが出来る、とされています。

参考までに、2月に行われたメッセージアプリ「Telegram(テレグラム)」のICOプレセールは約850万ドルを集めています。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/08 土曜日
09:35
カザフ、最大10億ドルの仮想通貨準備基金設立へ 2026年初頭立ち上げ予定
カザフスタンが最大10億ドル規模の国家仮想通貨準備基金を2026年初頭までに設立する。押収資産と国営マイニング収益を原資としてETFや関連企業に投資する方針だ。
08:25
XRP保有企業エバーノース、約120億円の含み損に 仮想通貨財務企業に圧力
仮想通貨XRPを企業の財務資産として保有するエバーノースが約2週間半で7900万ドルの含み損を抱えている。メタプラネットなど他の仮想通貨保有企業も大幅な含み損に直面している。
07:20
片山金融相「3メガバンクのステーブルコイン共同発行を支援する」
片山さつき金融相は、3メガバンクやプログマらが行うステーブルコイン発行の実証実験を金融庁がサポートすることが決定したと話した。決済高度化プロジェクトの設置にも言及している。
07:10
米FRB理事がドルステーブルコイン市場の成長を評価、一方で合成型USDXは大幅デペグで0.6ドルに
米FRBのミラン理事がドル連動型ステーブルコインを巨大な成長分野と評価した。一方で合成型ステーブルコインUSDXが大幅デペグを起こしバランサー攻撃の影響で連鎖的な危機が広がっている。
06:20
コインベース、Asterなど上場検討
米大手仮想通貨取引所コインベースが複数の銘柄を同社の上場ロードマップに新たに追加した。
05:55
ジーキャッシュ連日高騰、時価総額100億ドル突破 1カ月で約4倍上昇
プライバシー仮想通貨Zcashが過去1カ月で3倍上昇し時価総額100億ドルを突破。アーサー・ヘイズ氏らの支持やグレースケール関連商品の人気拡大が上昇を後押ししている。
05:35
リップルのロング社長、IPOの予定なしと再度表明
リップル社のモニカ・ロング社長が株式公開の計画はないと再び明言した。同社は企業価値400億ドルで5億ドルの資金調達を完了し、十分な資本があると説明している。
11/07 金曜日
18:34
金融審議会・第5回会合、暗号資産レンディングの規制強化について議論 金商法適用案も
金融庁は7日の第5回金融審議会で、暗号資産レンディング事業を金商法の規制対象とする方針を示した。年利10%台のサービスで利用者がリスクを負う一方、事業者に管理義務がない点が問題視された。
18:16
米証券大手チャールズ・シュワブ、2026年に仮想通貨取引開始へ
米証券大手チャールズ・シュワブが2026年上半期にビットコインとイーサリアムの現物取引を開始。顧客資産約1800兆円を持つ同社の参入で仮想通貨市場の主流化が加速へ。
18:00
Polymarket(ポリマーケット)とは?仕組みや将来性をわかりやすく解説
Polymarket(ポリマーケット)とは、未来の確率をUSDCで売買する分散型予測市場。米大統領選で注目を集め、Google Financeにも統合。仕組み、特徴、課題、今後の展望をわかりやすく解説。
16:18
ロビンフッド幹部、ビットコイン財務戦略は「検討中」
米ロビンフッドがビットコイン財務戦略導入を検討。第3四半期の仮想通貨収益は300%超急増の約413億円を記録。上場企業のBTC保有トレンドが加速する可能性。
14:05
著名投資家ダリオ、FRBの量的緩和再開はバブル加速への引き金 更なるインフレリスクを警告
ブリッジウォーター創設者レイ・ダリオ氏が、FRBの量的緩和再開は従来と異なり「バブルへの刺激」になると警告している。現在の状況下でのQE拡大は、実質金利の低下や株価収益率の上昇につながり、テック/AI/グロース株や、金などの価格を押し上げる可能性がある。
13:35
ビットワイズ、ドージコインETFの20日以内上場を目指す動き=ETF専門家
ビットワイズがドージコインETFで「8(a)手続き」を採用。ブルームバーグアナリストによると、11月6日の予備目論見書提出から20日後の11月26日頃に自動承認される可能性。SECの介入がなければ上場実現へ。
13:10
サークルとコインベース、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」施行で重要な提言
サークル社とコインベースが米財務省にジーニアス法施行に関する提言を提出した。ステーブルコインの公平な競争条件の確保や利回りをめぐる過剰規制の回避などを求めている。
13:01
日本3メガバンク共同でステーブルコイン発行へ、金融庁が「FinTech実証実験ハブ・決済高度化プロジェクト」を支援 
金融庁が決済分野に特化したプロジェクトを新設し、みずほ・三菱UFJ・三井住友の3メガバンクによる共同ステーブルコイン発行を初の支援案件として承認した。信託型の枠組みで100万円の送金上限が撤廃され、円建てに加え米ドル建ても視野に。片山財務相も支援を表明し、国を挙げた金融イノベーション推進が本格始動する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧