バリデータ運用の人員募集
京都大学が、XRPのバリデータ保守やデータ管理を行う技術補佐員を募集していることが分かった。
データ科学やネットワーク科学を研究テーマとして取り扱う研究室が1名を募集しており、スキルは技術に関する知識や英語読解能力を募集要項で挙げている。
京都大学は2019年の11月に、日本の大学で初めて仮想通貨XRPの台帳のバリデータを立ち上げ、運用を行ってきた。今回の人員募集もそのバリデータ運用に関連するものとみられる。
バリデータは、検証者(ビットコインマイナーに相当)とも呼ばれ、仮想通貨XRPの土台であるXRP Ledgerにおいて、トランザクションが有効であるかどうかを判断する役割を担う。
国内では京都大学に続き、東京大学もXRPのバリデータを立ち上げており、その運用を行う大学の一つとなっている。
信頼できる企業や、大学などの機関がバリデータ運用に参入することで、ネットワーク全体の分散化につながり、今後もその拡大が期待される。
参考:京都大学