はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

PlanB「高騰ビットコインに多くの上昇余地」過去の半減期相場同様の推移を根拠に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BTCの強気相場を予想

仮想通貨ビットコインの相場推移を「ストック・フロー比率(S2F)」モデルで分析する著名アナリストのPlanBが、依然としてBTCは中・長期的な強気相場の過程にあるとの見解を示した。

PlanBは2011年以降の月足RSI(相対力指数)のグラフを投稿し、価格が高騰した過去2回の半減期と比較。現在の月足RSIは64で、半減期の2012年、2016年と同様に推移していることを根拠にしており、上昇余地としてまだまだ余裕があることを示唆している。

RSI(相対力指数)とは

RSIとは、直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測する指標相場の強弱を示すテクニカル指標で、株式の世界では、一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎと言われてる。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

上昇を続けるBTC価格は18日、前日比+3.2%高の130万円超に。12,000ドル(約126.5万円)の上値抵抗線をブレイクし、さらに急騰した。しかしその後は反動で大幅下落している。

関連XEM急騰に日本市場の存在感、BTCは12000ドルの節目をブレイク

米ドルの弱体化

BTCに対する強気的な見方を支持する声は多く上がっている。半減期を迎えたことやRSIのようなテクニカル指標だけでなく、新型コロナウイルス感染拡大に端を発した経済危機によって、米ドルが弱体化していることを根拠にする声も多い。

現在は実体経済への影響を抑えようと、量的緩和や景気刺激策を米政府が講じる中で、世界的な準備通貨である米ドルに対する信認が低下している。

18日の外国為替市場ではドルが全面安。2018年5月以来の安値となっている。主要10通貨に対する米ドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%低下し、5営業日連続で下落した。

米大手仮想通貨取引所コインベースのBrian Armstrong CEOは、米ドルよりもBTCの方が信頼できるとして以下のように述べた。

短期的な経済状況はデフレだが、このまま景気刺激策で現金供給を継続すれば、長期的にはインフレが進むと説明。「大量に現金が供給されることに多くの人が疑問を抱いていると思うが、同時により信頼のおける代替システムあるいは仮想通貨が人々に求められている」と主張している。

「BTCの発行上限は2100万BTCと定められており、それを超えて供給を続けることはできない。時間の経過というテストにも耐え抜いており、米ドルが同等の信頼性を保持しているとは考え難い」との見解を示した。

関連「BTCは米ドルよりも信頼できる」コインベースCEOが仮想通貨の需要を語る

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。
13:00
米ストラテジー社に集団訴訟 ビットコイン保有リスクを軽視と主張
米国でストラテジー社に対する集団訴訟が提起された。ビットコイン投資戦略を過大評価しリスクを軽視したと主張している。新会計規則適用後の損失計上が争点の一つになっている。
12:55
メタプラネット支援コンソーシアム、タイ上場企業買収でビットコイン戦略を東南アジアに拡大
メタプラネット支援者らが筆記るコンソーシアムがタイ上場企業DV8の買収計画を発表した。日本で成功したメタプラネットのビットコイントレジャリー戦略をタイで再現し、さらに東南アジアに展開する第一歩として注目される。
12:36
オルタナ信託、BOOSTRY・ALTERNAと連携しデジタル証券の管理体制を強化
デジタル証券特化の「オルタナ信託」設立。BOOSTRYとALTERNAが協業を深化し、STの取得から販売まで一貫した新たな枠組みを構築する。
11:35
米雇用統計好調でビットコイン一時11万ドル超、アーサー・ヘイズが下落リスクを警告する理由は?
米国6月雇用統計が予想を上回る14万7000人となり、ビットコインは一時11万500ドルまで上昇した。しかしBitMEX創業者アーサー・ヘイズ氏は、米財務省がステーブルコインを国債購入の受け皿として活用することで市場から流動性が奪われ、8月開催のジャクソンホール会議前に9万ドル水準へ下落すると予測した。
11:00
アルトコイン取引の増加傾向続く 仮想通貨OTCレポートが公開
Finery Marketsは、仮想通貨のOTC取引に関する2025年上半期のレポートを公開。ビットコインやイーサリアム、ステーブルコインの他にアルトコインの取引が増加傾向を継続していると指摘した。
10:35
「1兆ドル予測は楽観的すぎた」、 JPモルガン ステーブルコイン時価総額の2028年予測を下方修正=報道
JPモルガンはステーブルコイン市場の2028年予測を5000億ドルとし、他社の1-4兆ドル予測を否定。決済利用は6%に留まり、主用途は仮想通貨取引と指摘。
10:00
ビットコイン、クジラによる売却と機関投資家の需要が拮抗=報道
仮想通貨ビットコインの大口保有者が過去1年で50万BTCを売却する一方、機関投資家の需要増加により価格が膠着している。今後のビットコイン価格については様々な見解がみられる。
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。
07:45
米下院、7月14日の週を「仮想通貨週間」と指定 3つの主要法案を審議
米下院指導部が7月14日の週を「仮想通貨週間」に指定し、GENIUS法、CLARITY法、反CBDC監視国家法を審議すると発表。
07:25
IMF、パキスタンの仮想通貨採掘などへの補助金提供提案を却下
IMFは、パキスタン政府による仮想通貨マイニングなどのための電気代補助提案を却下。同国は、ビットコインのマイニングとAIのデータセンター向けに2,000MWの電力を割り当てる計画を発表している。
07:20
ビットコイン今後の価格、9.5万ドルまで下落の可能性も=アーサー・ヘイズ分析
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏は、8月のジャクソンホール会議まで市場が横ばいか軟調な展開を予想。TGA補充の影響でビットコインが9万~9.5万ドルまで下落する可能性があるという。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧