はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム財団、ETH2.0の特設ページ開設 最新進捗の公式配信も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Eth2の特設ページ

イーサリアムのコア開発に携わる組織のイーサリアム財団が公式サイトに、次世代ネットワークのEthereum 2.0 (Eth2)の特設ページを立ち上げたことがわかった。

特設ページによると、2.0の第一段階にあたる「フェーズ0」は年内にローンチすると掲載されている。現段階では、「フェーズ0」は最終のテストネット「Medalla」として試運転されている段階にある。

先日、ネットワークがダウンする事態が発生したが、対策はすでに講じられている。原因は、主要クライアントPrysmの時刻同期に関する問題であったことが明らかになっており、最新の状況では、「Medalla」の稼働は復旧しているとしている。

関連イーサリアムの最終テストネットが一時クラッシュ、その原因は

また、今回立ち上げられたページの冒頭には、2.0がローンチされた後も、既存の仮想通貨ETHの保有者はそのまま2.0でも同じETHを利用することができると説明した。既存ネットワークのdApps開発者も特に行動を起こす必要はないという。

ページコンテンツ

特設ページでは、「フェーズ0」の仕組み、Eth2への関わり方に関する解説ページが掲載されているほか、Eth2の各実装段階の進捗ステータスも表示されている。「フェーズ0」は、現在「テスト進行中」で、ほかのフェーズは、「To Do」となっている。

出典:ethereum.org/en/eth2/

また、Eth2におけるPoSステーキングに必要な32ETHや、ネットワークの拡張にあたる「シャードチェーン」の紹介など、Eth2の特徴についても説明内容が書かれている。

具体的に、フェーズ0より、ステーキングはできるが、フェーズ1のシャードチェーンが実装されるまで、ステーキングの報酬を引き出すことはできない、と説明されている。さらに、フェーズ1.5までは、メインネットでは既存のPoWメカニズムとして稼働し続け、1.5が実装されると、メインネットはPoWからPoSに完全に変わるという。

最後に、各フェーズのローンチ予測日程も掲載された。

  • フェーズ0(ビーコンチェーン実装):2020年
  • フェーズ1(シャードチェーン利用開始):2021年
  • フェーズ1.5(メインネットがシャードチェーンになる):2021年
  • フェーズ2(シャードが全稼働に):2021年以降

参考:ethereum.org

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08:30
ビットコイン80万円下落、BTCメジャーSQ通過で需給悪化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時80万円の下落となった。アルトコイン市場も、ビットコインの急落に連動するかたちでほぼ全面安の展開となった。
07:45
トランプ大統領、仮想通貨取引所BitMEXの共同創設者3名に恩赦
トランプ大統領は、アーサー・ヘイズ氏ら仮想通貨取引所BitMEXの3名の共同創設者に恩赦を与えたことがわかった。同氏らは、意図的にマネーロンダリング対策を導入せず銀行秘密法に違反したと告発されていた。
07:15
アバランチ現物ETF、米グレースケールも申請
VanEckの後に申請 米ナスダックは3月27日、グレースケールのアバランチ(AVAX)現物ETFに関する19b-4申請書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。この申請は、既…
07:02
ブラジル政府高官「ビットコイン準備金は国の繁栄に不可欠」
ブラジル副大統領首席補佐官がビットコインを「デジタルゴールド」と評価し、国際準備金の5%をビットコインに投資する法案を支持する。
06:40
イーロン・マスク氏、人工知能開発のXAIがX社を買収と発表 企業価値16兆円超の巨大統合に
イーロン・マスク氏が率いるAI企業XAIが旧ツイッター社X社を全株式交換で買収。XAIを800億ドル、X社を330億ドルと評価する統合により、AIとソーシャルメディアの融合を目指す。
06:15
Bybitハッカー、40億円相当のイーサリアムを売却 ETH価格は前日比6%安
Bybitハッキング犯による40億規模のイーサリアム大量売却が仮想通貨に影響。ETHが前日比-6.3%。
03/28 金曜日
13:15
イーサリアム「ペクトラ」の実装日が4月30日と仮決定、次期「フサカ」の動向は?
カオスつうかイーサリアムのコア開発者ティム・ベイコ氏が「ペクトラ」アップグレードの実装日を4月30日と仮決定。次期開発に関しても進捗が確認された。
11:30
米司法省、ハマス関連の仮想通貨約3000万円を押収 資金調達を阻止
米司法省が、イスラム系組織ハマスからUSDTなどの仮想通貨を20万ドル相当押収した。ハマスは仮想通貨による寄付募集やマネロンを行っていたとみられる。
10:50
リップル社、アフリカの決済企業Chipper Cashと提携
リップル社は、アフリカの決済企業Chipper Cashとパートナーシップを締結。仮想通貨を活用するリップルペイメントを導入し、アフリカにおける国際送金の速さやコスト効率を向上させる。
10:45
トランプ指名のアトキンス氏が仮想通貨規制方針示す SEC委員長指名公聴会で
米上院銀行委員会が、次期SEC委員長候補ポール・アトキンス氏の公聴会を開催した。ウォーレン議員が利益相反の可能性を追及した他、仮想通貨関連の議題も俎上に上った。
10:10
米政府、12億円相当のビットコイン移動 戦略的準備金に向けた準備か
トランプ大統領の大統領令に基づき、タイの犯罪組織から押収された846万ドル相当のビットコインが米政府によって移動されたことが観測された。
09:35
フランス国有投資銀行、40億円規模の仮想通貨ファンドを設立
2700万ドルのトークンファンド フランス国有投資銀行Bpifranceが3月27日、仮想通貨およびブロックチェーン分野における新たな投資戦略を発表した。仏国内のデジタル資産エ…
08:15
ICEがCircleと提携、USDC活用で次世代金融商品開発へ
米金融大手によるステーブルコイン取り組みが加速中。Intercontinental ExchangeとCircleが提携し、USDCの新たな市場を開拓へ。
07:50
ソニュームとアニモカが提携 アニメファンのWeb3参入を推進へ
アニモカブランズは、仮想通貨イーサリアムのソニーグループのL2ソニュームと提携。IDレイヤーを構築して、アニメファンをWeb3領域に取り込みやすし、ユーザーの関与を強化する。
07:30
ビットコイン大口投資家、3月に約13万BTC買い増し 
Glassnodeの最新レポートによると、大口投資家がビットコインを大量に購入。市場の不確実性にもかかわらず、大口投資家は自信を示している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧