日本の大手ブロックチェーン協会、一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)と一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)が、連携・協働を行う協定を締結した。
暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン技術や関連ビジネスの健全な発展を目指す共通の目的の下、業界の発展を目指して連携を進める。
国内業界ではこれまで、各団体が国内産業や規制に係る研究や提言、ブロックチェーン技術のビジネス発展に向けたセミナー・イベントの開催などを実施してきたが、業界の大手2団体が初めて連携し、業界の拡大に向けて協力体勢を整える。
具体的な連携施策では、普及啓蒙のための共催イベントの開催や、ステーブルコイン・中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)に関わる活動の連携、共同研究に関する提言などを行うという。
両団体は、暗号資産に対する誤解も未だに多く、国内では、暗号資産、ブロックチェーン技術の社会実装がなかなか進んでいないとした上で、今後の展開について、「幅広い業界の企業、ひいては社会全体に対して情報発信及び普及啓発活動を行っていく」とコメント。
一般社団法人 日本ブロックチェーン協会(JBA)の代表理事 加納裕三氏はツイッターで、「ついに日本の仮想通貨・ブロックチェーンの2つの団体が連携することになりました。引き続き業界一丸となって様々な課題を解決できるように尽力していきます!」と意気込みを語った。
ついに日本の仮想通貨・ブロックチェーンの2つの団体が連携することになりました。
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) September 1, 2020
引き続き業界一丸となって様々な課題を解決できるように尽力していきます!