WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米上院委トップ、通貨監督庁へ仮想通貨決済のルール明確化を要請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米国会銀行委員会からの要請

米国会上院の銀行住宅都市委員会の委員長が、銀行規制を担当する米国通貨監督庁(OCC)の長官に対し、仮想通貨の決済に関する方針を制定するよう促していることが新たにわかった。

銀行住宅都市委員会のMike Crapo委員長が米国時間1日、OCCのBrian Brooks長官に送付したレターで、米国立銀行(ナショナル・バンク)が仮想通貨のカストディサービス提供の許可を行なったOCCの判断を受け、決済領域における方針策定に着手することも必要になると強調した。

未来の技術革新を阻害せず、ビジネスと消費者を守るために、政府は仮想通貨の決済に関する規制を明確化する必要がある。

ーCrapo委員長

また、OCCが8月3日に締め切った「仮想通貨カストディに関する許可に対するパブリックコメント」にも言及したCrapo委員長は、仮想通貨・新興決済技術・台帳技術に関する意見に、しっかりとしたフィードバックを行うよう促した。

同委員長は上院において、仮想通貨技術・規制における数少ない「ご意見番」の一人として知られる人物で、昨年にもフェイスブック社がリブラプロジェクトを明かしたタイミングで開催された米国の規制の公聴会にも参加、発言を行なっている。

通貨監督庁の方針

OCCは7月、JPモルガンチェースや、ウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカなどの大手銀行が含まれる「国立銀行(連邦規制銀行)」に対し、仮想通貨のカストディサービス提供を許可した。

この発表を受け、仮想通貨・ブロックチェーン業界からOCCの方針を大いに歓迎する声が相次いだが、事業を行う複数の関連企業、団体からは、銀行の仮想通貨やブロックチェーン分野のサービス権限を拡大を求める意見も散見された。

関連:「銀行に幅広い仮想通貨サービスを」 業界企業、米通貨監督庁に柔軟な規制求める

課題点に挙がったのは、仮想通貨のカストディ提供が許可された一方で、未だ不透明な点が多い銀行の実際のサービス権限や業務の許容範囲だ。ConsenSysやデジタルドル財団、CoinCenter、Rippleなどの企業・団体からは、ビジネス提供へのハードルがあるとして、OCCに対し、提案や質問の投稿を行なっている。

中でも最も多かった内容は、銀行間で効率的に送金できるためのステーブルコイン利用の許可に関する要請だ。価値の移転を特徴とした仮想通貨のシステムを実際のビジネス応用に繋げたい、事業者の考えが見て取れる結果となった。

今後、パブリックコメントへの回答も控える中、OCCがどのようにこの課題に応じるか、業界だけでなくCrapo委員長を含む一部の国会議員も注目している。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/30 水曜日
06:45
イーサリアムの『グラムスターダム』テストネット、10月6日に先行稼働
イーサリアム財団は次期アップグレード「Glamsterdam」を10月6日にセポリアテストネットで稼働させると発表。ePBSやBAL導入でL1処理能力向上を目指す取り組みで、メインネット実装時期は今後決定される。
06:25
予測市場カルシ、10億ドル調達で協議 評価額400億ドルへ
米予測市場プラットフォームのカルシが、タイガー・グローバル・マネジメントやドラゴニア・インベストメント・グループを含む投資家から10億ドル規模の資金調達を協議しており、評価額は約400億ドルに達する見通しだ。
06:10
ビットワイズ、NEAR現物ETFを米国初上場
米仮想通貨資産運用会社ビットワイズが仮想通貨NEARの現物ETF「NRR」を米国で上場した。信託手数料は年0.75%で、投資家はNEARのステーキング報酬獲得を期待できる。
05:45
業界初、コインベースが米CFTCの主要3登録を完全取得──USDC担保の24時間体制実現
コインベースは9月28日、米CFTCからデリバティブ清算機関の登録承認を取得したと発表した。先物取引業者・指定契約市場と合わせて主要3登録を全て保有する初の仮想通貨企業となり、規制対象デリバティブ市場での存在感拡大が見込まれる。
05:00
金融大手モルガン・スタンレー、ステーブルコインなど検証するデジタル資産ラボを設立
モルガン・スタンレーは、ステーブルコインやトークン化、分散型金融関連技術を検証する「デジタル資産ラボ」を設置した。分散型金融保管庫の検証にも取り組んでおり、大手金融機関による仮想通貨分野への関与拡大を示す動きとなっている。
09/29 火曜日
17:17
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入完了 約12BTC
Bitcoin Japan(旧堀田丸正)は29日、100%子会社BTC JPN Ltd.によるビットコインの初回購入が完了したと発表した。取得額は約100万ドル。投資資金総額6.62億円の上限内で、引き続き購入を進める方針だ。
15:09
韓国金融委、マーケットメイク制度を検討 取引所規律でJPYCの急騰に言及
韓国金融委員会の幹部は28日、仮想通貨市場へのマーケットメイク制度導入を検討する考えを示した。現行法では禁止されており、第2段階の立法で扱う見通しだ。アップビットでのJPYC上場時の価格急変動を例に、取引所への公的規律の導入にも言及した。
14:20
アップル、悪用疑いのiOS脆弱性を修正 専門家はウォレット窃取を示唆
アップルがiOS 26.7.1を公開し、特定個人を狙う高度な攻撃に悪用された可能性があるCoreGraphicsの脆弱性を修正した。SlowMistのCISOは仮想通貨ウォレット窃取に使われたゼロデイの可能性を指摘したが、アップルは詳細を明らかにしておらず、関連は確認されていない。
14:00
米上院小委員会、イランの影の銀行におけるUSDTの使用を分析
米上院の常設調査小委員会は、仮想通貨とイランのシャドーバンキングネットワークに関するレポートを公開。USDTがシャドーバンキングネットワークで多く使われていたり、テザー社の対応に問題があったりしたことを指摘している。
13:25
金融庁、貿易決済へのステーブルコイン活用実証を支援決定
金融庁は29日、トレードワルツやNTTデータ、みずほ銀行など6社による貿易決済でのステーブルコイン活用実証を、「決済高度化プロジェクト」の支援案件に採択したと発表した。
13:10
「Z世代は若年から投資始める傾向」仮想通貨人気の背景は格差拡大か=グレースケール
グレースケールは、Z世代の平均投資開始年齢が19歳と早く、長い投資期間が仮想通貨への配分余地を広げうると論じた。Z世代は予測市場への関心も高いと報告されている。
11:55
シティ、トークン化預金サービスを日本とUAEに拡大 米ドル24時間決済
米シティグループは29日、トークン化預金を用いた法人向け決済サービス「シティ・トークン・サービス」を日本とUAEへ拡大したと発表した。許可型ブロックチェーン上で24時間365日の資金移動を可能にし、展開先は計7市場となる。
11:45
チェーンリンクの新標準『CCIP2.0』始動、トークン化資産の移転を高速化
チェーンリンクは28日、相互運用プロトコルの大型アップグレード版「CCIP2.0」の稼働開始を発表した。検証機能の追加やコンプライアンス対応の強化により、機関投資家のトークン化資産移転を後押しする狙いだ。
11:00
コインベース、トークン化TCG市場に参入
コインベースは29日、実物のトレーディングカードをトークン化して扱う新サービスを近く提供すると発表した。保管か現物発送を選べる仕組みで、拡大するトークン化TCG市場への参入として投資家の関心を集めている。
10:15
アポロ、AIエージェントで銀行取り付け騒ぎに警鐘
米資産運用大手アポロのチーフエコノミストは、AIエージェントによる家計預金の自動移動が銀行の低コスト預金を減らし、金融システムに影響し得ると警鐘を鳴らした。投資家には預金流出リスクへの目配りが求められる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧