BitMEX CEOが予想
仮想通貨デリバティブ取引所BitMEX CEOのArthur Hayeshは13日、自身のTwitterにて「DeFiプラットフォームyearn.financeのガバナンストークン「YFI」の価格が10万ドルに達する」という趣旨のツイートを投稿した。
#DeFi is heating up again. As a reminder, 1 $YFI = $100,000. FEW UNDERSTAND. pic.twitter.com/oUEXeLjvfK
— Arthur Hayes (@CryptoHayes) September 13, 2020
DeFi市場は再びヒートアップしている。ほとんどの人が理解していないが、1YFI=10万ドルになり得るだろう。
アーサーヘイズがYFIの価格について同様の見解を示すのはこれが3度目で、直近ではCoinbase Proへの上場が決まって暴騰した後に行われた。
関連:米大手コインベース上場でYFI高騰、ERC20トークンの時価総額467億ドル規模に
yearn.finance(YFI)とは
yearn.financeはCompound、Aave、Dydx、Fulcrumなどの人気レンディングサービスを利用して、もっとも収益性の高いDeFiサービスを自動で選択してユーザーに高い収益をもたらす、ロボアドバイザーのようなサービスだ。
ユーザーが自分で時々刻々変化する各サービスの手数料や利回りを調査する手間と時間を節約し、収益を最大化させる。
YFIトークンはyearn.financeのガバナンストークンであり、金額に関わらず保有しているとYIPs(Yearn-improvement-plans:Yearn改善計画)というyearn.financeの改善提案に投票することができる。
また、YFIは一般的な仮想通貨と違い開発者の保有分がなく、プレセールなども行われなかった。
純粋にyearn.financeの利用(流動性提供=流動性マイニング)によってのみ市場に放出され、ガバナンスは完全に保有者の手に委ねられた分散型自律組織と言えるだろう。
発行上限枚数が30,000YFIと、他のDeFiガバナンストークンに比べて極めて少ないことも、価格高騰の要因とされている(例:COMPの上限は1000万トークン)。