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老舗クラーケン、米初の「仮想通貨銀行」を設立へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Kraken Financialが正式にローンチ

老舗暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケンが米ワイオミング州で、「Kraken Financial」という銀行を開設することがわかった。米国で仮想通貨取引所が銀行を設立する初めての事例となる。

公式発表によると、Kraken Financialはワイオミング州行政の銀行監督部門から正規ライセンスを取得する予定で、州内で顧客とクラーケン取引所に特定された銀行サービスを提供することができるようになる。

これまでクラーケンおよびその他の米国発の仮想通貨取引所は銀行を含むサードパーティに頼って資金の送金を行なってきたが、銀行からのサービスの制限が多く、多くの銀行は仮想通貨関連企業にサービスを提供しない事例も多く見られた。クラーケンは自らこの状況を変えようとしている。

Kraken Financialでは、顧客は既存の銀行を利用するのと同様で口座を開設するが、米ドルだけでなく、仮想通貨入出金もできるという。

現在、Kraken Financialはコルレス銀行との連携プロセスおよび連邦準備制度の口座開設の手続きも進めている最中だ。ワイオミング州の公認銀行ステータスを受ける予定であるため、他の州での運営もコンプライアンス上簡易化される。

Kraken FinancialのCEOを務めるDave KinitskyはTheBlockの取材を受け、銀行開設の状況についてこのように話した。

水曜日(米時間17日)には銀行の設立許可書を受ける見通しだ。そのあとは正式にオープンする。

他の州にある銀行との相互関係を築くことも現在進めている。一方、ニューヨーク州では実在する銀行店舗の開設と、ビットライセンスに関連する手続きを済ませる必要がある。

Krakenグループ日本法人

クラーケンの日本法人「Payward Asia株式会社」は先日、資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者としての登録が完了した。18年6月の日本撤退以来、正式な規制プロセスを踏まえた上で、日本に再上陸する形となる。

サービス提供の開始時期は、9月中を予定し、具体的な日程については今後発表されるという。

関連:Krakenグループ日本法人が仮想通貨交換業の登録完了 BTC、ETH、XRPなど5銘柄取り扱い予定

日本への再上陸とKraken Financialの設立からクラーケンが大切にしている規制遵守の姿勢が伺える。

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