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NASDAQ上場企業が明かす「ビットコインの大量保有動機と売却タイミング」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今後も購入を継続

「MicroStrategyの保有するビットコインはいつでも清算できる。」MicroStrategy Inc.の最高経営責任者Michael Saylorは、ブルームバーグ紙の取材でそう答えた。

Saylorは、ビットコインの購入理由を語る中で、今後も継続してビットコインを購入していく意思を示した。一方で、債権利回りの急騰などが起きれば、必要に応じて2億ドル(約200億円)分のビットコインを清算できるとも語った。

これは、金のようなオルタナティブ(代替)資産として、ヘッジ手段のひとつとして魅力に感じているからこそのビットコイン投資であり、「仮想通貨のダイハード(頑固に保有し続ける)」ではないことを、上場企業の責任者として表明した形だ。

ビットコインへの投資について、10人の大株主の大半から支持されたとしている。大株主には、ブラックロックなど世界最大手の資産運用会社が名を連ねる。

他企業の思惑も

Saylor氏は、他の企業も、3〜6ヶ月の間でビットコインに参入するだろうと予想した。その場合には、マイクロストラテジー社のビットコイン投資戦略が成功したかどうかが一つの参照点となるだろう。

同社の最初のビットコイン購入は8月11日に発表された。この時は21,454BTCを1億5000万ドルで購入している。

続いて今月の14日に16,796BTCを追加で購入完了したことを報告している。この2件を合わせて38,250BTCを保有、購入費用は4億2500万ドルと明らかにされた。

しかし、ビットコインは購入時点より価格が下落しているため、現在価格ではマイクロストラテジー社の保有するビットコインはおよそ4億200万ドルほど(約426億円)になると考えられる。

現状ではビットコインへの投資で評価損を抱えていると思われるマイクロストラテジー社だが、中央銀行のインフレ政策によって会社の保有する現金価値が懸念される状況は続く。

Saylor氏が取材の中で語ったように「ビットコインの方が現金を持つよりリスクが少ない」と考える経営者が増えても不自然ではない。

参考:ブルームバーグ

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