はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Galaxy Digitalノボグラッツ「(大局では)仮想通貨は1取引所に影響されるものではない」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ノボグラッツがコメント

米司法省(DOJ)と米商品先物取引委員会(CFTC)が、暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所BitMEXやアーサー・ヘイズCEOらに対して行った告発について、米商業銀行Galaxy Digital社CEOのマイケル・ノボグラッツがコメントした。

著名投資家で仮想通貨強気派としても知られるノボグラッツは、「ビットコイン(BTC)を初めとする仮想通貨は、1つの取引所や1人の人間に影響されるものではない。もっと『Big』なものだ」とツイート。CFTCのステートメントがオンライン上で公開された後にBTC価格が急落したが、「この下落で購入しよう」と述べている。

今回の告発ではBitMEXの「米国法逃れ」が指摘され、逮捕者まで出ており、今後の行方に注目が集まっている。

ノボグラッツは仮想通貨のコミュニティに対し、「有罪が確定するまでは推定無罪。それが米国の司法の基本原則だ。今回の訴訟にまつわる事情を深く理解しているわけではないが、ヘイズの無事を祈っている」ともコメントした。

BitMEXらに対する告発

今回はCFTCの規則や銀行秘密法(BSA)に従わずに米国で事業を行ったとして、BitMEXやヘイズCEO、親企業HDR Global Trading Limitedらが告発された。すでにBitMEXのSamuel Reed共同創業者(CTO)は拘束されている。

BitMEXは100倍のレバレッジ取引が注目を集める仮想通貨業界の主要プラットフォームの1つであるため、今回の告発は業界に非常に大きなインパクトを与えた。弁護士や有識者の見解を含め、詳細は以下の記事にまとめている。

関連BitMEXの「米国法逃れ」で逮捕事例、何があったのか──ビットコイン下落要因に

今後は罰金や取引の禁止、不正利得の返金、賠償など、裁判所が必要かつ適切と判断する対応が求められるが、BitMEXは声明を発表し、「米政府の強引な決定に強く反対する」としている。「スタートアップとして、初期から常に米国の法律に準じようと努めてきた」と主張した。

またBitMEXのプラットフォームは通常通り稼働しており、全ての資産が安全な状態であると強調。通常は1日のうちUTC13:00(日本は+9時間)に1回のみ出金を行うことが可能となっているが、ユーザーの不安を軽減するために、1日17:45(UTC)に1回出金リクエストを処理し、2日8:00(UTC)にも処理を行うと説明している。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/08 火曜日
06:45
米政府機関の仮想通貨保有報告、本日期限か 公開の有無に注目集まる
仮想通貨保有報告の期限到来 米国の連邦政府機関は4月8日までに財務省のスコット・ベセント財務長官に対して仮想通貨保有状況の報告を行う必要があると報じられている。ジャーナリストの…
06:20
セイラー会長のストラテジー社、1Qに約8800億円のビットコイン含み損を計上
先週は追加購入しておらず 米ストラテジー社(旧マイクロストラテジー)が2025年第1四半期に(1〜3月)保有するビットコイン(BTC)資産で、59.1億ドル(約8,800億円)…
05:55
ブラックロックCEOが警鐘「株式市場は20%下落の可能性も、長期的には買いの局面に」
世界最大の資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンクCEOが、株式市場の更なる20%下落の可能性を警告。「多くのCEOは米国が既に景気後退入りと認識」と述べ、トランプの関税政策がインフレを悪化させFRBの年内利下げを困難にすると指摘。
04/07 月曜日
16:00
次世代金融チェーンedgeX:誰でも使えるDeFiを実現したモバイルアプリ
edgeXは分散型金融の透明性と中央集権型取引所の使いやすさを両立した次世代金融チェーン。100カ国以上でモバイルアプリを提供し、毎秒20万件の処理能力と10ミリ秒以下のマッチング遅延を実現。自己資産管理とセキュリティを確保しながら、利便性の高い取引所サービスが提供されている。
14:20
JPモルガン、トランプ関税を受け「リセッション(景気後退)」確率を60%に引き上げ
米金融大手JPモルガンは、トランプ政権の関税政策による金融・経済の混乱を受け、世界的なリセッション(景気後退)に陥る可能性を40%から60%に引き上げた。主要金融機関も景気後退リスクを警告する中、FRBの利下げ対応に注目が集まる。
14:02
コインチェック、旧LSKの取扱廃止と新LSK付与を発表 5月8日より移行へ
国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは、旧Liskチェーンのブロック生成停止に伴い旧LSKの取扱い廃止を決定した。2025年5月8日に廃止と同時に、保有者には同数量のイーサリアムレイヤー2上の新LSKを付与する方針だ。
13:19
OKJが全面支援、AIフュージョンが株主優待に暗号資産配布を導入へ
オーケーコイン・ジャパンとAIフュージョンが業務提携を締結。暗号資産(仮想通貨)配布を含む株主優待を今期から導入し、Web3時代に向けたAI投資やセキュリティ対策を強化する。
12:39
米SEC、2回目の仮想通貨「円卓会議」で取引規制について議論へ 
米証券取引委員会が仮想通貨規制に関する2回目の円卓会議を開催。取引規制がテーマでコインベースやユニスワップなど業界代表が参加する。トランプ政権下での規制見直しの一環だ。
11:01
トランプ関税と中国の報復関税で金融市場激震、ビットコイン相場にも波及
中国の報復関税発表で米中貿易摩擦リスクが急激に悪化し、ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)も暴落した。日経平均株価は一時2900円超安となるなどブラックマンデーの様相を呈したほか、米国株式市場では週間で8.2兆ドルが消失し、リーマン・ショックを上回る規模に。
10:07
元UFC王者コナー・マクレガー関連のミームコイン、資金調達目標を大きく下回る
MMAスター選手コナー・マクレガー氏とRWG DAOによる「REAL」トークンは、ローンチに必要な目標調達額を達成できなかった。ミームコイン市場の冷え込みを示す事例となった。
04/06 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トランプ関税ショックでBTCなど下落や三井住友FGがAVAXらと協業など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
トランプ関税リスクオフの流れ一巡、この先の米金融政策の手掛かりに注目|bitbankアナリスト寄稿
トランプ大統領の相互関税発表で世界的なリスクオフ相場となる中、ビットコイン価格は一時1200万円を割り込むも反発した。bitbankアナリスト長谷川氏は、米金利低下と景気後退後の金融緩和期待、ドルからの資金逃避がビットコインを下支えしていると分析。米雇用統計やパウエル発言など今後の重要指標にも注目。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ大統領の関税措置に高い関心
今週はイーロン・マスク氏によるDOGE省とドージコインの関連性否定、トランプ大統領の関税発表後の市況、CryptoQuanによる仮想通貨ビットコインの相場分析に関するニュースが最も関心を集めた。
04/05 土曜日
13:30
DeFiのTVL、12月から30%下落 世界経済不安とトランプ関税政策の影響鮮明に
米国の関税政策やインフレ懸念を背景にDeFiの預かり資産総額が12月のピーク時から約30%減少している。識者はイノベーションやRWAが回復の鍵になるとの見解を示した。
12:55
ビットコイン開発者 量子コンピュータ対策のハードフォークを提案
仮想通貨ビットコイン開発者が量子コンピュータからの資産保護のため、古いアドレスから安全なウォレットへの強制移行案を提案。マイクロソフトの新技術「マヨラナ・ワン」開発で量子脅威が現実味を帯びる中、仮想通貨業界全体で対策議論が加速している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧