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イーサリアム上昇、米SECのグレースケール投資信託「ETHE」認可を材料視

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨相場

グレイスケールは、イーサリアムトラスト(ETHE)がSEC(米証券取引委員会)の報告会社「Reporting Company」に正式登録されたことを発表した。

財務状況の監査結果などSEC報告が義務づけられることから、金融商品としての信頼性向上が機関投資家の呼び水となることが期待されたほか、イーサリアムネットワーク軽量化の「Aztec 2.0」発表などが好感され、ETHは前日比2.54%高の40,500円台まで続伸した。

ETH/USD 4時間足

一時期、過熱感の高まりからセクター崩壊も危ぶまれたDeFi(分散型金融)市場における堅調なETH需要に加え、次世代イーサリアム2.0への思惑も、底堅い需要の背景にあるものと考えられる。

グレースケールとは

公式サイトに「デジタルゴールド時代の好機」のキャッチコピーを掲げるGrayscale Bitcoin Trustは、世界最大のデジタル資産運用会社。主に機関投資家からの需要を背景に、60億ドル(約6,800億円)規模の運用資産を保有している。

2013年に設立されたGrayscale Investmentsは、デジタル通貨を主な投資事業とするDigital Currency Groupの子会社で、金融の中心地である米ニューヨークに本社を置き、そのほかの顧客は、ヘッジファンドやファミリーオフィス、年金、基金、適格投資家が含まれる。

「Grayscale Bitcoin Investment Trust」は、市場価格をベンチマークとする投資信託であり、投資対象をビットコインのみとした初の証券だ。とりわけ需要が高いのが、オープンエンド型投資信託の「グレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)」である。

ETHEはこれまで、SEC登録の必要がない私募形式のみで提供されてきたが、ビットコイン投信GBTCに続いて第2の金融商品として認可されたことで、機関投資家の需要拡大は必至な情勢だ。

保有する投資信託の売却可能期間を定めた「ロックアップ」期間は1年間から半年間に短縮される。短期的な流動性向上を期待できる一方、投機的な見方が強まる可能性もあり、この点における影響は未知数と言える。

ビットコイン動向

ビットコインは、前日比0.63%高の121.1万円と続伸。過去5日間で10,600ドルから11,700ドルまで10%以上高騰を見せた。

Skewのデータによれば、先物取引市場では、BitMEXだけでショートポジションがロスカットは300万ドル以上に及ぶ。一方、主要先物取引所の「資金調達率」は、数週間ぶりの全面プラスに転じ始めており、強気派の台頭をうかがわせる展開となっている。

海外アナリストJJcycles(@JJcycles)は、BTCの週次チャートを分析。

BTC/USD 週足

BTC/USD 週足

17年冬に記録した最高値を起点とする最重要トレンドラインを週足ベースでブレイクしている点、フィボナッチ・リトレースメントの黄金比である61.8%からのトレンド転換を俯瞰した上、21年にかけたターゲットとして1.618Fibの25,000ドル(約263万円)までの強気相場継続は、十分あり得るとの見立てを示している。

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