今週のニュース
今週は、米決済大手のPayPalの仮想通貨購入サービス開始に注目が集まった。また、ファッションEC大手ゾゾタウンを創業した前澤氏は、取引所ディーカレットの幹部を取り込み新たな決済事業立ち上げを発表している。
仮想通貨市場では、ビットコインが年内最高値を更新し、一時13200ドル付近まで高騰した。PayPalが対応を発表した銘柄の伸びが目立っている。
このほか、著名投資家チューダー・ジョーンズ氏の「ビットコインの購入はアップルやグーグルの初期投資に類似」との記事も注目を集めた。
老舗暗号資産取引所のKrakenは、日本でのサービス提供を開始(再開)した。
今週のニュースランキング
1位:PayPal、仮想通貨売買に対応へ ビットコインなど4銘柄
米決済大手のPayPalがアプリ内で暗号資産(仮想通貨)の売買を開始する予定だ。公式が発表した。(記事はこちら)
2位:前澤友作氏の「第2の創業」、参画する仮想通貨交換業幹部が明らかに
ZOZO(ゾゾ)創業者の前澤友作氏が新事業として立ち上げる電子決済サービスに関して、参画すると報じられていた暗号資産交換業大手の幹部が、「ディーカレット」の白石陽介CTOであることが明らかになった。(記事はこちら)
3位:ビットコイン急伸 年初来高値更新で「過去最高値」も視野
22日の暗号資産(仮想通貨)市場でビットコイン(BTC)が急伸。年初来高値を更新し、米ドル建で一時13,000ドル台乗せに成功した。 (記事はこちら)
相場ニュース|今週の市場の動きは
ビットコイン高騰、株式市場とのデカップリングに注目集まる
ビットコインと米国株式市場(S&P)は、コロナショックの3月以降、再び正の相関性を高める傾向が続いていたが、伝統資産市場とデカップリング(相関関係の乖離)の傾向を示した。 (記事はこちら)
Swell失望売りのXRP(リップル)にクジラ買い観測、ビットコインは上昇機運の条件揃う
「Santiment」のデータによれば、Swell直前の10月13日以来、100万XRP〜1000万XRP以上を保有する14頭のクジラがXRPネットワークに参戦したことがわかった。 (記事はこちら)
著名アナリストがビットコインの「大相場」を予見、イーサリアムのNVTは強気
海外の著名アナリストThe Wolf Of All Streets(@scottmelker)は、ビットコインのドミナンス低下を根拠に、BTCの”支配”が終焉を迎える可能性を指摘していた。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
「ビットコインの購入はアップルやグーグルの初期投資に類似」=チューダー・ジョーンズ氏
ヘッジ・ファンド業界のベテラン投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏は22日、米CNBCに出演し、ビットコイン(BTC)の魅力は以前よりも高まっていると語った。 (記事はこちら)
「対象コインは5銘柄」Kraken日本法人の暗号資産取引所がサービス開始
米国の暗号資産(仮想通貨)取引所Krakenの日本法人の暗号資産交換業者「Payward Asia株式会社」が、10月22日より入出金と取引サービスを開始したことを発表した。 (記事はこちら)
リップル社、日本へ企業移転を示唆──CEOが語る日本の魅力
リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏が、リップル社が本社を日本に移す可能性について、ブルームバーグの取材で語った。 (記事はこちら)
中国中央銀行、人民元ステーブルコインを禁止へ
中国の中央銀行は新たな改正案でデジタル人民元を合法化し、人民元にペッグするステーブルコインの発行を禁止する。金融安定化の一環と見られる。 (記事はこちら)
米国の仮想通貨税金事情、年末の税金額確定に向けビットコイン売り圧は生じるか?
ビットコイン価格は年初から約60%上昇しているが、今年度の税金額の確定する12月も迫り、今後、年末までビットコインに対する売り圧力が生じるのではと見る向きもある。 (記事はこちら)