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イーサリアム2.0に進展か デポジットコントラクト関連で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ETH2.0に大きな進展

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム2.0のフェーズ0稼働における重要な「デポジットコントラクト」のコードがGithub上でリリースされた。イーサリアムの有識者でポッドキャスト「bankless」の創設者David Hoffman氏がSNSで伝えた。

デポジットコントラクトのコードの掲載が確認されたGithubのページタイトルは、「メインエンジンをスタートするゴーサインをもらった!」と題されている。

一方、ローンチされたかどうかは現時点では明確ではない、イーサリアム財団も正式な発表は行われていない。先日、イーサリアム財団リサーチャーDanny Ryan氏は「Bankless」に出演し、デポジットコントラクトの実装(デプロイ)は、監査企業NCC Groupによる監査結果を受けてから行う必要があると説明し、早くても11月に実装される可能性があると言及している。

関連イーサリアム2.0のデポジットコントラクト、監査結果待ち

デポジットコントラクト

デポジットコントラクトとは、ETH2.0のフェーズ0に当たるビーコンチェーンでステーキングを行うための契約機能を指す。

具体的には、現在のイーサリアムレガシーチェーン(ETH1.0)上にデプロイされ、ETH2.0との架け橋になる形だ。ビーコンチェーン上で32ETHを保有(デポジット)しバリデータノードを運用することでバリデータ報酬を得ることができるというインセンティブ設計となる。一方、フェーズ1.5のシャードチェーンが実装されるまで、ステーキングの報酬を引き出すことができない仕組み(片道)となっている。

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