多くの草コインに投資
アルトコインの中でも、特に時価総額が小さく投機性の高い「草コイン(Shitcoin)」への投資は、時にその価値の大半を失うことになる事例も珍しくない。リップル社のCTOも例外ではなかったようだ。
実名制のQ&Aサイト「Quora」で、リップル社CTO(最高技術責任者)のDavid Schwartz氏が明かしたところによると、同氏はアルトコインへの投資で30万ドル(約3150万円)以上を失った。
ビットコインや暗号資産(仮想通貨)の取引で資産を失ったか尋ねる質問に対し、Quoraのヘビーユーザーでありこれまで6000件以上の回答を行ってきたSchwartz氏は以下のように回答している。
かなりの暗号資産(仮想通貨)を買ったが、それらは後に災厄だったと分かった。
2017年末のバブル期に投資か
価値が無に帰した仮想通貨の一部として、TIX、DICE、FLASH、VEZT、AMP、SIG、BEE、KIND、PRYZE、KUDOS、NRNが挙げられているが、これらの多くは2017年に高騰後、現在まで大きく低迷している。
例えば、Blocktix(TIX)はイベントのチケットをやり取りできるサービスだが、CoinMarketCapのデータによるとローンチ時価格からのROI(投資収益率)は-98%。(300円→0.2円)に。
フォロワー1.5万人の公式ツイッターアカウントは、2019年12月を最後に投稿が行われていない。
Schwartz氏は、仮想通貨業界に古くから関わっており、ビットコインを知ったのは2011年の最初期だという。BTCも保有しており、今年6月には、過去数年間でビットコインを徐々に売却してきたと語っている。
また、イーサリアムについても、今年の10月にSchwartz氏は、過去に4万ETHを1ETHあたり1ドルで売却したこと後悔していることを示唆した。
参考:Quora