はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

金融庁、ブロックチェーンに関する国際ミーティングの開催を告知

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ミーティング開催へ

日本の金融庁は11日、ブロックチェーンに関する国際的なネットワーク「Blockchain Governance Initiative Network(BGIN:『ビギン』と発音)」について、1回目のミーティングを開催すると発表した。

技術革新と規制の両立など議題を決め、技術開発者や規制当局、企業から消費者まで多様な利害関係者(ステークホルダー)に参加を募り、分散型金融システムにおける様々な重要課題について議論する。

今年3月に設立されたBGINは、ブロックチェーンコミュニティの持続的な発展のため、全てのステークホルダーにおける共通理解の醸成や課題解決に向けて協力するためのオープンかつ中立的な場を提供することが目的。当面の活動目標として以下の3点を掲げている。

  1. オープンかつグローバルで中立的なマルチステークホルダー間の対話形成
  2. 各ステークホルダーの多様な視点を踏まえた共通な言語と理解の醸成
  3. オープンソース型のアプローチに基づいた信頼できる文書とコードの不断の策定を通じた学術的基盤の構築

ミーティング1回目の議題の例として上がっているのは以下の3つだ。

  • 分散型金融技術によるイノベーションの実現と規制目的の達成の両立
  • 中央集権型・分散型の仮想通貨カストディアンにおけるキー・ライフサイクル・マネジメントのあり方
  • エンジニアや規制当局者等によるチュートリアル・セッション

開催日程は日本時間で11月23日から25日の21時から24時。ホストはインドのムンバイとしているが、新型コロナの影響を考慮してオンラインで開催し、誰でも自由に参加できるとしている。

BGINについて

日本は議長国を務めた2019年開催の20カ国・地域首脳会合(G20サミット)で、ブロックチェーン技術に基づく分散型金融システムのガバナンスに関する問題を提起。幅広いステークホルダーとの間の対話を強化することの重要性について国際的な合意を得た。

この考えにもとづいて3月に開催された国際カンファレンス「Blockchain Global Governance Conference(BG2C)」で、BGIN設立が発表されている。

関連:金融庁含む、新国際ネットワーク「Blockchain Governance Initiative Network」設立

金融庁は今年8月、令和2事務年度の金融行政における重点課題に対し、どのような方針で取り組んでいくかについて「金融行政方針」を発表した。

その際、暗号資産(仮想通貨)については、魅力ある金融市場を構築する上で、犯罪対策等の強化を実施すると説明。ブロックチェーンについては、分散型技術の金融システムへの応用について、BGINの活動やブロックチェーン「国際共同研究」プロジェクトを通じて国内外の議論を主導していくとしている。

関連:金融庁、令和2年度の金融行政方針を発表 仮想通貨・ブロックチェーンにも言及

参考:金融庁

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/16 火曜日
16:15
ペイパル、SparkでPYUSD貯蓄商品をローンチ 年利4.25%
ペイパルがSparkと提携し、年利4.25%のPYUSD貯蓄商品を開始。10億ドルの預金目標を掲げ、Paxosの連邦免許取得により規制面での優位性も確保。
15:27
中国で仮想通貨マイニング施設が大規模停止か 当局が2週間前に警告
中国新疆で仮想通貨マイニング施設の大規模停止が報じられた。ビットコインのハッシュレートが急落し、40万台のマシンが停止したとの推定も。2021年の全国取り締まり後、地下で復活していたマイニング活動に再び規制の動きか。
13:30
2025年ブロックチェーン人気ランキング、XRP初のトップ10入り=CoinGecko
CoinGeckoが2025年ブロックチェーン人気ランキングを発表した。ソラナが2年連続トップとなるも関心度は12ポイント減少した。XRPレジャーが初のトップ10入りを果たし、SuiとBNB Chainのシェアが大幅に拡大した。
13:00
Visa、銀行向けステーブルコイン事業支援を開始
決済大手Visaが「ステーブルコイン・アドバイザリー・プラクティス」を立ち上げた。銀行や企業のステーブルコイン戦略構築を支援する。
11:07
トランプ関連のアメリカン・ビットコイン、1000BTCを追加購入
トランプ関連のアメリカン・ビットコインが12月に1000BTC以上を追加購入。上場企業上位100社の保有総額は108万BTC超に達し、企業のビットコイン財務戦略が加速。
11:05
SBIとスターテイル、信託型円建てステーブルコイン共同開発へ
SBIホールディングスとStartale Groupが日本の金融規制に準拠した円建てステーブルコインの共同開発でMOUを締結。信託型3号電子決済手段として2026年度1Qのローンチを目指す。
10:20
仮想通貨「市場構造法案」採決は2026年に先送り
米上院銀行委員会がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める「市場構造法案」の採決を来年に先送りした。超党派による協議が継続中だ。
10:05
仮想通貨投資商品、先週は約1340億円の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約1,340億円の純流入だったと報告。ビットコインなどの原資産別のデータも公開している。
09:59
ビットコインのアクティブアドレスが1年ぶりの低水準に、マイナー収益圧迫
ビットコインのアクティブアドレスが66万件と1年ぶりの低水準に落ち込み、マイナー収益も減少。Glassnodeによると、ETF承認後に取引がオンチェーンからETF経由にシフトしており、手数料の低迷が続けば長期的なネットワークセキュリティに懸念が生じる可能性がある。
09:35
メタマスクがビットコイン対応を追加、法定通貨での購入や送金が可能に
イーサリアム最大級のウォレット、メタマスクがビットコインのネイティブサポートを発表した。法定通貨での購入、ネットワーク送金、他の仮想通貨との交換機能が利用できるようになった。
08:30
ビットワイズ、ハイパーリキッドETFの修正届出書を提出 
ビットワイズが16日、ハイパーリキッドETFの修正登録届出書を提出し、ティッカーシンボルと運用手数料を設定した。ブルームバーグのアナリストは、通常こうした動きは上場が近いことを示すと指摘。
08:05
ビットコイン一時80万円下落、米規制先送りと雇用統計前で市場に警戒感広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは直近24時間で一時約80万円下落した。米上院で市場構造法案の審議が2026年へ先送りされることが決定されたことに加え、米雇用統計が16日に発表されることを受け、投資家の警戒感が高まったことが主な下落要因である。
07:50
トランプ大統領のFRB議長候補、仮想通貨支持派ハセット氏に反対の声=CNBC
CNBCによると、FRB議長候補として有力視されていたケビン・ハセット氏に対し、トランプ大統領に近い高官らから反対の声が出ている。トランプ氏は13日、ケビン・ウォーシュ元FRB理事が候補リストのトップに浮上したと述べた。
07:20
JPモルガン、イーサリアム上でトークン化MMFをローンチ
JPモルガンは、仮想通貨イーサリアムのブロックチェーン上で同社初のトークン化したマネー・マーケット・ファンドをローンチ。適格投資家に利回りを得る機会を提供する。
06:35
リップル、ステーブルコインRLUSDをイーサリアムレイヤー2に拡大
リップルが15日、ステーブルコインRLUSDをイーサリアムのレイヤー2群に拡大すると発表した。ワームホールと提携し、オプティミズム、ベース、インク、ユニチェーンでテストを開始。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧