Cryptoquant CEO「現在のビットコイン市場はクジラの売り圧が限定的」

クジラ少ない市場が示すBTCの行く末

10月後半から大幅上昇を見せ、2017年12月の過去最高値付近まで近づいているビットコイン。機関投資家から個人投資家に至るまで関心が高まるなか、仮想通貨特有の高い騰落率(ボラティリティー)を懸念する声も少なくない。

そんな中、仮想通貨に関するデータを提供するCryptoquant社のKi Young Ju CEOが、「Exchange Whale Ratio」が低い水準であることから、強気相場が今後も継続する可能性があるとの見解を述べた。

Exchange Whale Ratioは、取引所の出来高の大口投資家(いわゆるクジラ)による取引を示す指標で、取引所に資産を移動するクジラが少ない(クジラからの売り圧が低い)とJu氏は予想している。

マーケット分析企業のWhaleMapも同様なトレンドを指摘している。

下記表内で、緑色のバブルは10,000BTC以上を保管する大口ビットコインアドレスがBTCを購入した価格帯を表しており、16,411ドルがサポートラインとなることが予想されている。

実際、今月初頭に大きく買いが入った15,600〜15,700ドル付近は翌週のサポートラインとなっていたとみられ、16,400ドルのサポートライン上の価格推移を維持できれば、強気なセンチメントは継続するとの見方を示した。

11月のビットコイン市場は、急落後の反発の強さも際立っているが、市場からは急騰の反動も警戒されている。


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