はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

週足高値を更新した仮想通貨展望、ビットコイン少額決済の「Links」設立で新たな市場開拓へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場とBTC(ビットコイン)

8日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン(BTC)価格は、前日比-0.17%の199.6万円(19,200ドル)と引き続き高値圏で揉み合っている。

著名アナリストJoshRager氏は7日、海外大手取引所Bitstampで過去最高の週足を閉じたと言及。米大手取引所Coinbaseでは17年12月の過去最高値には一歩届かなかったとした。

BTC/USD 週足

11月9日の週足終値は15975ドルだったが、その後18,435ドル、18,192ドル、19,380ドルと高値を更新している。JoshRager氏は、「ビットコインの歴史は、過去最高値を超えて月足を閉じた場合、700〜1000%の上昇傾向が続いた」と指摘。21年に向けた展望に期待を示した。

時価総額2位のイーサリアムのついては、620ドル(64,500円)の上値抵抗線を打破すれば、780ドル(81,000円)の週足もターゲットになるとの見解を示している。ただし、ビットコインが保ち合いを下抜けて急落した場合は連れ安となる可能性が高いため、この限りではない。

CryptoPotatoのアナリストOllieLeech氏は、48時間以内に相場が大きく動く可能性があることを指摘。「BTC4時間足をみれば、ペナントパターン内に収束していることが明らかだ。揉み合いの末の強いブレイクアウトが示唆される。」と言及した。

BTC/USD 4時間足

OllieLeech氏は、ブレイク時のターゲットを以下に置いている。

強気ブレイクの場合

(1)19,550ドル

(2)19,920ドル

(3)20,353ドル

弱気ブレイクの場合

(1)18,600ドル

(2)18,270ドル

(3)17,810ドル

仮想通貨の少額決済を日常に

仮想通貨メディアCoinPostは、ブロックチェーンの開発等を手掛けるINBlockchainグループと共同で、合弁会社「Links株式会社」の設立を発表した。

Linksの代表取締役CEOにはCoinPostの各務貴仁が、代表取締役COOにはINBグループの日本代表であるSonny Wang(@LinksSonny)氏が、さらに取締役として暗号資産古物商協会監事の岡部典孝(@noritaka_okabe)氏が名を連ねており、さまざまなユースケースが提案される。

関連:『日本で未上場仮想通貨が物と売買できる時代へ』暗号資産古物商協会が設立される

Linksでは、ネットワークやアプリ構築を通じ、ビットコイン(BTC)が、日本社会のマーケティングやビジネス運用に幅広く活用される世界を目指す。Linksアプリでは、ビットコインのブロックチェーンとつながる別のネットワークで資産管理を行うことで、手数料無料、即時決済の2つを実現した。

1円以下の価値でも即座に移転可能な「マイクロペイメント(少額決済)」の実現は、ユーザーに対する少額課金はもちろん、募金やチップ、ユーザーの行動を促すインセンティブ報酬などに活かすことができるため、旧来のビジネスモデルを大きく変革する可能性を秘めている。

  • 少額決済・募金
  • 新たなコンテンツ課金モデル(記事単位・時間単位)
  • コンテンツ閲覧や広告閲覧に対する報酬モデル
  • 情報・データ提供者への報酬モデル(アンケートやマーケティングデータ等)
  • ゲーム等、新たな大会システムの設計

詳細:暗号資産・ビットコインの活用で、次世代デジタル社会を創る|CoinPostとINBlockchainが「Links株式会社」共同設立

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/20 木曜日
06:48
「ビットコインとはサービスである」Bitwiseが価値の本質を指摘
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、ビットコインはサービスであるとの見方を示した。マイクロソフトと比較しながら、価値の本質を説明している。
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧