はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨の投資リスク、価格高騰で各国当局が注意喚起

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

投資リスクを警告

ニュージーランドの金融規制機関「Financial Markets Authority(FMA)」が、ビットコイン(BTC)の価格変動が大きくなっていることを受け、暗号資産(仮想通貨)投資のリスクについて警告を行なった。現地メディアが報じた。

仮想通貨は値動きが大きく、リスクが高い資産であることを改めて国民に注意喚起した。ニュージーランドでは十分に規制が整備されておらず、ハッキングや詐欺の被害に遭う可能性もあるとして、注意を促している。

国外取引所については、多くが同国と関係なくオンラインで運営されているとし、その事業者や取引相手を特定するのは難しいとした上で、仮想通貨に投資を行う際は利用する取引所は、ハッキングや破綻などの問題が起きた時に相談できる機関に登録されている企業かどうかを最低限確認するように促した。値動き以外に資産を失うリスクを補う上で、ライセンスの有無の重要性を説いている。

仮想通貨の投資リスクについては、英国の金融行動監視機構(FCA)も今週、警告を行なったばかりだ。仮想通貨への投資は「すべてのお金を失う可能性」があるとして、価格変動の大きさや商品の複雑さ、手数料の高さなどのリスク要因を伝えている。

英FCAは、詐欺ついても注意喚起しており、「突然連絡を受けたり、迅速に投資するよう圧力をかけられたり、話がうますぎる高額なリターンを約束する宣伝文句には注意が必要」と訴えた。

関連英国の規制当局、仮想通貨保有のリスクを警告──未登録企業の事業停止に言及

ニュージーランドのハッキング事例

ハッキング被害で経営難に陥り、19年に破綻したニュージーランド拠点の取引所Cryptopiaの事例がある。現在は、ユーザーへの返金手続きが始まり、多くの投資家が返金申し立て登録を行っている。

Cryptopiaには、取引所の保有していた約119億円(20年4月時点)について、ユーザー(債権者)への返還命令が下された。

返金手続きの登録は当分の間受け付けるとしており、次の段階である身元確認プロセスは2021年の第1四半期(1月〜3月)に開始する予定。取引所のデータ流出が確認されているため、返金申し立ての登録には詳細な情報の提出が求められている模様だ。

関連仮想通貨ハッキング被害で破綻したCryptopia、対象者への返金手続き開始

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/28 金曜日
13:15
イーサリアム「ペクトラ」の実装日が4月30日と仮決定、次期「フサカ」の動向は?
カオスつうかイーサリアムのコア開発者ティム・ベイコ氏が「ペクトラ」アップグレードの実装日を4月30日と仮決定。次期開発に関しても進捗が確認された。
11:30
米司法省、ハマス関連の仮想通貨約3000万円を押収 資金調達を阻止
米司法省が、イスラム系組織ハマスからUSDTなどの仮想通貨を20万ドル相当押収した。ハマスは仮想通貨による寄付募集やマネロンを行っていたとみられる。
10:50
リップル社、アフリカの決済企業Chipper Cashと提携
リップル社は、アフリカの決済企業Chipper Cashとパートナーシップを締結。仮想通貨を活用するリップルペイメントを導入し、アフリカにおける国際送金の速さやコスト効率を向上させる。
10:45
トランプ指名のアトキンス氏が仮想通貨規制方針示す SEC委員長指名公聴会で
米上院銀行委員会が、次期SEC委員長候補ポール・アトキンス氏の公聴会を開催した。ウォーレン議員が利益相反の可能性を追及した他、仮想通貨関連の議題も俎上に上った。
10:10
米政府、12億円相当のビットコイン移動 戦略的準備金に向けた準備か
トランプ大統領の大統領令に基づき、タイの犯罪組織から押収された846万ドル相当のビットコインが米政府によって移動されたことが観測された。
09:35
フランス国有投資銀行、40億円規模の仮想通貨ファンドを設立
2700万ドルのトークンファンド フランス国有投資銀行Bpifranceが3月27日、仮想通貨およびブロックチェーン分野における新たな投資戦略を発表した。仏国内のデジタル資産エ…
08:15
ICEがCircleと提携、USDC活用で次世代金融商品開発へ
米金融大手によるステーブルコイン取り組みが加速中。Intercontinental ExchangeとCircleが提携し、USDCの新たな市場を開拓へ。
07:50
ソニュームとアニモカが提携 アニメファンのWeb3参入を推進へ
アニモカブランズは、仮想通貨イーサリアムのソニーグループのL2ソニュームと提携。IDレイヤーを構築して、アニメファンをWeb3領域に取り込みやすし、ユーザーの関与を強化する。
07:30
ビットコイン大口投資家、3月に約13万BTC買い増し 
Glassnodeの最新レポートによると、大口投資家がビットコインを大量に購入。市場の不確実性にもかかわらず、大口投資家は自信を示している。
06:55
ゲームストップ株価暴落、投資家はビットコイン戦略を懸念か
ゲームストップの株価が27日に暴落した。投資家は同社のビットコイン獲得戦略を嫌気し売りを加速させた。
06:05
ジブリ風アートに因んだミームコインが高騰、 ChatGPT-4o画像生成機能のリリースで
OpenAIのChatGPTがもたらしたジブリ風AI画像トレンドと、急騰する仮想通貨ジブリ・ミームコインの驚きの実態を解説。
03/27 木曜日
17:05
ビットトレード、貸暗号資産の特別募集「ユーピーシーエックス(UPC)」で開始
ビットトレードがユーピーシーエックス(UPC)の貸暗号資産特別募集を開始。14日間で年率100%相当の高利率が魅力。なお、リスクや注意事項の理解も不可欠。申込条件やメリットを解説する。
14:05
イオレ、暗号資産関連事業参入準備へ Web3ファンドから約4.2億円を調達
暗号資産金融事業への参入準備へ 東証グロース上場企業のイオレは26日、投資事業有限責任組合JAIC-Web3ファンドと株式会社ZUUを割当先とする第三者割当増資を実施すると発表…
11:52
ビットコイン8.7万ドル台で推移、Hyperliquidの「市場操作」臨時対応には賛否両論も
ビットコイン価格が前日比3.99%上昇し8.7万ドル台に回復した。CoinShares報告によると、機関投資家から7.2億ドルの資金が流入し5週間連続の流出傾向が反転する。一方、Hyperliquidは市場操作されたJELLYJELLYトークンを上場廃止にし、分散型理念と利用者保護のバランスに関する議論が浮上した。
11:30
ビットコインとともに注目のトップ20銘柄、Grayscale最新リサーチ
グレースケールが最新の仮想通貨市場レポートを公開した。ビットコインの活動レベル、ミームコイン取引の変化、新たなトップ20銘柄などを解説している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧