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著名ミュージシャンAkon氏の独自仮想通貨、最先端医療技術都市で本格導入へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ケニアの最先端都市でAkoin本格導入、カードも提供

著名ミュージシャンAkon(エイコン)氏が進めている暗号資産(仮想通貨)プロジェクトAkoin(AKN)が、ケニアの最先端医療技術都市「Mwale Medical and Technology City(MMTC)」で本格的に導入されることが分かった。

2020年11月より試験的な運用がスタートしていたが、より広範な採用段階が開始される格好だ。

MMTCでは、住民がステラのブロックチェーンを利用した仮想通貨Akoinで給与を受け取ったり、商品やサービスの決済に使うことが可能になる。さらに、金融サービスプロバイダーBaanxがAkoinのプラットフォームと提携し、ユーザーがAkoinを使用できるデビットカードを提供する。

Baanxによると、このデビットカード「Akoinカード」はユーザーのAkoinデジタルウォレットに直接接続されており、世界中のカード決済可能な店舗でAkoinを利用可能にするという。ユーザーは、Akoinを米ドル、ユーロ、英ポンドなど法定紙幣に変換したり、その逆に法定通貨をAkoinに変換することもスムーズに行えるようになる。

Akoinプロジェクトの最高執行責任者(COO)・共同創設者であるLynn Liss氏は、次のようにコメントした。

Baanxプラットフォームはグローバル経済の中で、Akoinを使用できるようにする。MMTC内では現在、光熱費などの公共料金、各種料金、その他のオンライン決済に重点を置いており、1か月あたり最大150万取引にまで拡大したいと考えている。都市全体への展開は年末までに完了する予定だ。

Akoinカードのサービスは、年末までに2万人の従業員に提供される予定だ。その際にAkoinプロジェクトとBaanxは、MMTCにおけるAkoinカードのトランザクションとAkoinの使用状況を把握し、アフリカ全体でAkoinカードを展開できるように取り組むという。

アフリカの人々に金融包摂をもたらす

Akoinの創設目的の一つは、信頼性が高く、変動が少ないデジタル資産をアフリカにも導入することだ。多くのアフリカ諸国がハイパーインフレに苦しんでおり、自国の法定通貨が弱いことで人々が金融サービスを利用しにくいことを背景としている。

Akoinエコシステムは、分散型アプリ(dApps)や起業家がビジネスを成長させるためのツールなどの、様々な金融サービスを可能にすることで、地域コミュニティに恩恵をもたらすことも意図しており「Akoinカード」もこのエコシステムの重要な構成要素になるという。

アフリカで未来都市の建設進む

Akoinは、最終的には「Akon City」の中心通貨として立ち上げられる予定だ。

Akon Cityは現在セネガルで建設が進められている未来都市。大統領から贈られた約8平方kmの土地を利用しており、仮想通貨Akoinであらゆる取引が行える先進的な場所となる見込み。

Africa Global Newsによると、コロナ禍に関わらず、このスマートシティの建設計画は活発に進められているという。

未来的な美学と最先端のテクノロジーが融合される予定で、映画やテクノロジー産業の誘致、また再生可能エネルギーの活用も構想されているところだ。

このAkon Cityに先だってAkoinの大規模使用が実施されるMMTCも、建設中の未来都市と目指されている。MMTCは、テクノロジー起業家Julius Mwale氏が創設者で、東アフリカの医療とテクノロジーの中心地として構想されている。

太陽エネルギーの街路灯や、ごみから電力を生成するための廃棄物発電施設など持続可能なエネルギー源を活用。5,000床の医療および技術複合施設を中心とする持続可能な大都市になる。2021年末までに完成する見込みだ。

このように現在アフリカで、大規模な先進的都市の建設が行われていることには注目される。

関連:仮想通貨で成り立つ「暗号都市」 Akonシティが本格始動

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