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カナダで新たなビットコインETFの申請が提出、承認済みETFの取引状況は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインETFの承認相次ぐカナダ

カナダで、再び暗号資産(仮想通貨)ビットコインETFが申請に提出されたことがわかった。

今回申請したのは、約2300億ドル規模の資産を運用するカナダの大手投資企業CI Financialで、米大手仮想通貨投資企業Galaxy Digitalがサブアドバイザーとして参加するという。CI FinancialはすでにGalaxy Digitalと提携し、ビットコインファンド「CI Galaxy Bitcoin Fund」を提供。トロント証券取引所(TSX)で取引されている。

また、新たに申請したビットコインETFもTSXに上場することを目指している。ここ1週間ほどで、カナダでは2つのビットコインETF(北米初)がTSXに上場し、取引が開始した。

2017年からビットコインETFを却下し続けている米SEC(証券取引委員会)とは対照的な規制当局の姿勢が垣間見える。

ビットコインETF取引が活況

現地時間18日、カナダ初のビットコインETFである「BTCC」(ティッカー)、そして19日には2つ目のビットコインETF=「EBIT」がTSXに上場した。これらのETFは北米初の承認および上場事例である、出来高が他のETFよりも活況だという。

ブルームバーグのアナリストEric Balchunas氏のSNS投稿によると、BTCCの2日目の出来高は初日比+40%増えており、TSXで取引されている他のETFよりも約3倍ほど高かったと説明。具体的には、「(24時間出来高は)合計50億ドル(約5300億円)となり、これはグレースケールのGBTCの7倍に相当する」と指摘した。

GBTCは厳密にはETFではないため単純比較はできないものの、米国の主要OTC市場で取引される出来高は10億ドル(約1000億円)規模だ。

またBalchunas氏は、「BTCCは来週には、裏付け資産となるビットコインが10億ドル規模に達する見通しだ。現在カナダで取引される最大規模のETFは80億ドルで、2番目のETFは50億ドルに留まる」と言及した。

米国よりも早くビットコインETFが誕生したカナダだが、取引の状況が今後どのように市場規模や機関投資家の流入に影響を与えていくか、新たな注目ポイントとなりそうだ。

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