コインベースPro今年初の新規上場
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースProがアルトコイン3銘柄の新規上場を発表した。2021年初の新規銘柄上場となる。
Inbound transfers for MATIC, SKL and SUSHI are now available in the regions where trading is supported. Traders cannot place orders and no orders will be filled. Trading will begin on or after 9AM PT on Thursday March 11 , if liquidity conditions are met. https://t.co/iKHfczZmp7
— Coinbase Pro (@CoinbasePro) March 9, 2021
今回新たに上場するのは、MATIC、SKL、SUSHIの3銘柄。当初、SUSHIのほうはニューヨーク州の居住者に対応しないという。
流動性の条件を前提に、取引の開始時間が3月11日9時(PT)からと設定。取引可能なペアは、MATIC/USD、MATIC/BTC、 MATIC/EUR、MATIC/GBP、SKL/USD、SKL/BTC、SKL/EUR、SKL/GBP、SUSHI/USD、SUSHI/BTC、SUSHI/ETH、 SUSHI/EUR、SUSHI/GBPとなる。
コインベースは昨年下半期より積極的にDeFi関連銘柄の上場を実施、現在YFIやBAL、SNX、AAVE、BNTなど多くのDeFi関連銘柄も取り扱っている。
直接上場(DPO)は今月中か
ブルームバーグは、株式の直接上場(DPO)を準備するコインベースが3月中にナスダックに上場する可能性について報じた。
ブルームバーグの情報筋の内容によると、コインベースは早ければ、今月中に上場する見通しだ。推定時価総額は、ナスダックプライベートマーケットで取引されている非公開株から算出される時価総額が、1,000億ドル(約10兆円)近くの規模まで達する可能性が浮上しており、業界企業の上場事例として、いま最も注目される動向となっている。
一部のシェアは375ドルまで取引されており、高い需要が見受けられているが、個人も気軽に取引できる仮想通貨取引所FTXの独自コインベース株式トークンでは、450ドルというプレミアムがついて取引されている。