はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

軟調な仮想通貨市場も、個別ではLSK前週比+42%高、新通貨XYMは70円台まで続伸

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン相場

24日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン(BTC)価格は、前日比-1.13%の592万円と続落。調整色を強めている。

株式市場では、日経平均株価が前日比530円安と大幅続落。米国株も軟調で、欧州圏での新型コロナウイルスの感染再拡大懸念などから経済回復への思惑が後退、景気敏感株を中心に大幅下落した。官製バブルの過熱感への反動が警戒されているほか、期末を控え、ポジション調整の動きも出ているという。

ビットコインのオプション市場では、26日(金)に26億ドル相当のコールオプションと28億ドル相当のプットオプションが期限を迎える。Max Painは44,000ドル。

出典:Deribit

ブロックチェーン分析企業CryptoQuantによると、23日12:00(UTC)頃 、CoinbaseProから約8億円相当の14,666BTCが移動した。KiYoung Ju CEOは、Coinbase Custodyウォレットへの資金移動と機関投資家による押し目買いを示唆した。

関連:ビットコイン、米コインベースから14,666BTCの大口出金か

オンチェーンアナリストのWillyWoo氏は、コインベースにおける米国の存在感を示し、「現時点で未公表の機関投資家など、押し目で大口が購入している可能性を示唆するデータ」だと強調した。

Glassnodeのデータでは、仮想通貨取引所の預入額が減少の一途にあり、ファンダメンタルズは比較的健全な状態にあることがわかる。

出典:Glassnode

ビットコインを大量保有するMicroStrategyの共同創設者であるMichaelSaylor氏は以前、「全世界が株式や債券、現金やゴールドに取って代わる価値を探している。」と述べ、代替資産としてビットコインに白羽の矢を立て、Tesla、Square、StoneRidgeなどの主要企業がこれに続いている。

個別銘柄の動向

17日に仮想通貨(XEM)の大型アップグレードで誕生した新通貨シンボル(XYM)が、世界最大手取引所バイナンスで権利保有者に付与された。

関連:バイナンス、ネムの新通貨Symbol(XYM)をユーザーに配布

coingeckoのチャートを参照すると前日比6.66%高の71.5円を付けており、旺盛な買い意欲を確認出来る。

XYM/JPYチャート

XEM価格は前日比2.07%安の39.4円であるが、両通貨の合計額は110.9円に達することから、一部に限定された市場における参考価格ではあるものの、現時点では権利確定前の直近最高値、約90円を大きく上回っている計算となる。

一方、現時点では出金制限が掛けられておりバイナンスでは売買出来ない。また、Zaifやコインチェックなどの国内大手取引所では、金融庁の承認が下りていないため、権利保有者に対する付与の目処は未定のままとなっている。まずは上場後の初値売りによる売り圧力やその後の買い圧力が試金石となりそうだ。

国内上場銘柄では、仮想通貨(LSK)がここへきて堅調さを見せ、前週比+40%、前日比+13%の519円まで続伸した。

BittrexでLSK/USDTペアの取り扱いが開始された。

21年5月21日から22日にかけて、開発者向けのオンライン・カンファレンス開催を発表した。最新のアップデート内容やブロックチェーンアプリのショーケースなどが明かされる。

これに先駆け、LSKのMax Kordek(@maxkordek)氏は20日、来週開始予定のYouTubeチャンネルで、LSK関連トピックに言及することを発表。コミュニティ及びホルダーの質問に答えるAMA(Ask Me Anything)を予告しており、これも材料視された可能性がある。

関連:リスク(LSK)とは?ロードマップと将来性を解説|Lisk Japan寄稿

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/22 月曜日
20:05
Bybit、日本居住者向けサービス終了へ 2026年1月が最終期限
Bybitが日本居住者へのサービス終了を発表。2026年1月22日がKYC2完了の最終期限となり、未完了者は制限対象に。金融庁の規制強化を背景に、10月の新規登録停止に続く措置。世界第2位の取引量を持つ同社の撤退により、多くのユーザーへの影響が予想される。
18:00
Digital Space Conference 2026 無料チケット受付開始
ユーザーがメタディスクリプションを100文字程度で作成するよう依頼しています。DSC2026の記事内容に基づいて、SEOに適したメタディスクリプションを作成します。2026年2月17日、虎ノ門ヒルズフォーラムで「Digital Space Conference 2026」を開催。日本デジタル空間経済連盟主催、CoinPost企画・運営。AI、Web3、メタバース等を横断し次の社会像を議論。参加無料、チケット受付開始。
15:53
ユニスワップ手数料スイッチ提案が定足数達成 UNI焼却メカニズムが今週始動へ
ユニスワップのプロトコル手数料スイッチ提案「UNIfication」が定足数を達成。賛成票6,900万UNI超で12月26日の投票終了後、1億UNIの遡及的焼却と手数料連動型の継続的焼却メカニズムが今週後半に始動する見込み。
15:20
量子コンピュータは仮想通貨の脅威なのか?カルダノ創設者が示す客観的評価と対策
カルダノ創設者ホスキンソン氏が、量子コンピュータによる仮想通貨への脅威について冷静な対応を呼びかけ、米DARPA主導の、量子ベンチマーク・イニシアチブ(QBI)の参照を推奨した。
14:54
香港、保険会社の仮想通貨投資を解禁へ リスク管理100%義務付け=ブルームバーグ
香港保険監督局が保険会社による仮想通貨投資を認める新規制案を発表。100%の資本準備義務付けで慎重姿勢を示しつつ、2026年に公開協議を実施。総保険料約13兆円の業界から機関投資家資金の流入可能性。
14:03
著名投資家レイ・ダリオ、「ビットコインは中央銀行に大規模保有される可能性低い」と指摘
著名ヘッジファンド創業者のレイ・ダリオ氏がポッドキャストで、ビットコインは中央銀行の準備資産として大規模保有される可能性が低いと指摘。透明性や技術リスクを理由に挙げた。一方、個人投資家には5〜15%の配分を推奨している。
11:44
米議員、仮想通貨税制で法案起草 少額取引非課税やステーキング関連所得繰り延べも
米超党派議員が仮想通貨税制の改正法案を発表した。少額のステーブルコイン取引を非課税化することや、ステーキングやマイニング報酬の課税繰延べを盛り込んでいる。
10:51
ニューヨーク近代美術館、CryptoPunksなどNFT作品を永久所蔵
ニューヨーク近代美術館(MoMA)が12月20日、CryptoPunks8点とChromie Squiggles8点のNFT作品を永久所蔵品に追加。ブロックチェーンアートが主流美術機関に正式認められる重要な節目となった。
09:45
ファンドストラットが2026年仮想通貨市場に弱気予測 トム・リー氏と対照的
ファンドストラットが2026年前半に仮想通貨市場が下落することを予測した。一方、同社のトム・リー共同創業者は、ビットコインやイーサリアムに強気見解を示している。
08:51
テザー、AI機能搭載モバイルウォレットの開発を発表
テザー社がAI機能搭載のモバイルウォレット開発を発表。ビットコイン、USDT、USAT、XAUTの4資産に対応し、WDKとQVACを活用してプライバシーと自己管理性を重視した設計を目指す。
08:23
VanEck、アバランチETF申請にステーキング報酬機能を追加
VanEckが米SECに提出したアバランチETF申請書を修正し、ステーキング報酬機能を追加。保有AVAXの最大70%をステーキングし利回りを創出する計画。米IRSの新規則が後押し。
12/21 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットコインの2026年相場予測やブロックチェーン人気ランキングなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン、流動性低下で来週も不安定な展開か|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインの今後の見通しをbitbankアナリストが解説。年末のホリデーシーズンで流動性が低下する中、来週にかけても方向感に欠ける展開が続く可能性。12月の米雇用・物価データが金利見通しの鍵を握る。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|与党税制改正大綱の決定に高い関心
今週は、米SECのポール・アトキンス委員長の講演、ノルウェー政府系ファンドによるメタプラネットのビットコイン戦略に対する支持、政府・与党の2026年度税制改正大綱の決定に関する記事が関心を集めた。
12/20 土曜日
13:22
イオレがビットコイン追加取得、累計保有量101BTC超に
日本上場企業イオレが約1億6640万円分のビットコインを追加取得。ネオクリプトバンク構想の初期トレジャリー運用の一環として実施され、2026年3月期中に120億円から160億円規模の取得を目指している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧