はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

米SECのClayton元長官、仮想通貨運用企業の規制諮問委員会に参加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨運用企業の諮問委員会へ

デジタル資産運用企業「One River Digital Asset Management(以下、One River Digital)」は29日、米証券取引委員会(SEC)のJay Clayton元長官が、規制に関する同社の諮問委員会に参加することを発表した。

諮問委員会は新たに作られたもので、今回メンバーに選ばれたのはClayton氏を含めて3名。金融や銀行業、資本市場のデジタル化に対する意見を提供してもらい、同社の透明性向上につなげる。

暗号資産(仮想通貨)を取り扱うOne River Digitalは、グローバルな機関投資家に対し、ファンドや投資戦略を提供している企業。米資産運用企業「One River Asset Management」の子会社で、今回は両社連名での発表となった。公式ホームページによると、仮想通貨についてはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に関するサービスを提供している。

関連2021年中にビットコインとイーサリアムで1000億円規模を運用、米投資企業が計画

Clayton氏は昨年12月にSECを退職。同氏が率いたSECは、ビットコインの上場投資信託(ETF)を最後まで承認しなかったことや、米リップル社を提訴したことなどが、仮想通貨業界では広く知られている。

関連米SEC新長官候補Gensler氏、上院の承認投票が来月に

今回Clayton氏と合わせて諮問委員会への参加が発表されたのは、Kevin Hassett氏とJon Orszag氏。Hassett氏はトランプ元大統領の上級顧問を務めた人物で、米連邦準備理事会(FRB)のシニア・エコノミストも歴任、現在は別企業の幹部を務めている。Orszag氏も政策について米商務長官のチーフアドバイザーを務めるなど、政府での実務経験を持つ人物だ。

「One River Asset Management」の創設者で、最高経営責任者(CEO)と最高投資責任者(CIO)も務めるEric Peters氏は、この3名が諮問委員会のメンバーになることについて、以下のようにコメントしている。

 

デジタル資産について、既存の法律がどのように適用されるのか、規制機関がどう見ているのかを理解することは非常に重要だ。

 

諮問委員会は、デジタルのシステムや投資が既存のルールにどのように適応できるか把握することをサポートしてくれるだろう。

   

この取り組みを、米国が金融のイノベーションや資産運用で世界をリードすることにもつなげたい。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/23 土曜日
11:30
XRP・SOLOなど高騰、トランプ新政権でリップル技術採用への期待高まる
米SECのゲンスラー委員長が2025年1月に退任することが発表され、過去4年間の厳格な仮想通貨規制からの転換期待からXRPの価格が高騰している。
10:50
米仮想通貨業界団体、トランプ新政権に5つの優先事項を提案
米ブロックチェーン協会が次期トランプ政権に仮想通貨の取り組みにおける優先事項を提案した。SEC新体制など5つの項目を掲げている。
10:20
トランプ次期米大統領、仮想通貨支持派のベセント氏を財務長官に起用する方向
ドナルド・トランプ次期米大統領が、親仮想通貨のヘッジファンド経営者のスコット・ベセント氏を財務長官に起用する方向で最終調整に入っていることが、ブルームバーグなど複数のメディアの23日の報道で明らかになった。
08:40
独保険最大手アリアンツ、マイクロストラテジー転換社債の25%取得
ドイツ最大の保険会社アリアンツが、米マイクロストラテジーが発行した26億ドル規模の2031年満期転換社債の約25%を取得した。ビットコインを間接的に保有することになった。
07:55
L1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇
仮想通貨を分析するCryptoQuantは、L1アルトコインの価格が米大統領選後に上昇していると報告。この価格上昇は、現物取引の出来高を伴っていると指摘している。
06:45
米マラソン、転換社債販売で1500億円を調達 5771BTCのビットコインを取得
ビットコインをさらに買い増し 米マイニング大手のMARA Holdings(マラソン)は23日、2030年満期のゼロクーポン転換社債10億ドル(1500億円)の発行を完了し、そ…
11/22 金曜日
20:30
XRPのETF承認はどうなる?市場価格への影響を分析
トランプ次期政権下でのXRP現物ETF承認の可能性を詳しく解説。SEC委員長交代や規制緩和への期待、市場への影響を専門家の見解とともに分析。ビットコイン、イーサリアムに続く承認タイミングと価格への影響を予測します。2025年のXRP市場展望を徹底解説。
15:00
仮想通貨XDC(XDC Network)の買い方と将来性は?
ハイブリッド型ブロックチェーンを採用する仮想通貨XDCの特徴や将来性を解説。SBIとの提携や買い方、リスクについても詳しく紹介します。
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧