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Polkadot基盤「Moonbeam」、バイナンスなどから6.6億円の資金調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

600万ドルの資金調達に成功

Polkadot利用のスマートコントラクトプラットフォーム「Moonbeam」を開発するPureStake社が、大手取引所バイナンスや米コインベースのベンチャー投資部門が参加した600万ドル(6.6億円相当)の資金調達ラウンドを完了したと発表した。

ブロックチェーンに特化した大手投資会社CoinFund社やParaFiと共にBinance Labsが主導した戦略的投資ラウンドには、Coinbase VenturesやFenbushi Capitalをはじめ、Hypersphere VenturesやSignum Capitalなどブロックチェーン業界から著名ベンチャーキャピタルが参加した。

この資金調達で得られた資金は、今年半ばに予定されているMoonbeamメインネットの立ち上げに向け、開発人材の雇用や追加の統合/開発ツールの構築、第三者によるセキュリティ監査の実施、アジア市場における地位確立などに使われるという。

Moonbeamとは

Moonbeamは、異なるブロックチェーン間の相互運用性とスケーラビリティの向上を実現させるPolkadotの主要パラチェーンの一つ。パラチェーンとはPolkadotのメインチェーンである中継チェーン(Relay Chain)に接続するシャードチェーンで、独立したブロックチェーンである。

関連:初心者でもわかるPolkadot(ポルカドット)|仕組みと将来性を解説

各パラチェーン内で独自のトークンと経済圏を構築したり、それぞれのユースケースに特化した設計および機能を内包することが可能。また、パラチェーン間でメッセージやトランザクションの送受信もできる。

Polkadotエコシステムには、ブロックチェーン構築のためにモジュール式フレームワーク「サブストレート(Substrate)」が用意されている。その中には、EVM(イーサリアム仮想マシン)パレットも含まれており、MoonbeamはEVMパレットをベースに構築されているため、イーサリアムと高い互換性を持つ。「Polkadot上にアプリを構築するための最も簡単なオンランプ」として、Moonbeam上で既存のスマートコントラクトを最小限の変更で統合したり、開発者が使い慣れたSolidityを使ったスマートコントラクトの開発が可能。

そのため、Moonbeamは、Polkadot上にイーサリアムと互換性のあるネットワークを確立するプロジェクトとして期待を集めているようだ。

Moonbeam上のプロジェクト

Moonbeamは20年9月にテストネットが立ち上げられた比較的新しいプロジェクトだが、この6ヶ月間に、様々なプロジェクトの機能が統合されたり、新たなプロジェクトがMoonbeam上に構築されている。

以下はその一部の例:

  • SushiSwap
  • Balancer
  • IDEX
  • Seascape
  • Linear Finance
  • Ocean Protocol
  • METAMASK
  • Chainlink

Moonbeamの開発チームは、複数の段階に分けてネットワークへの移行を計画している。

1. テストネットにおけるパラチェーン稼働(実行済み)

2. Polkadotの実験的ネットワーク「Kusama」で、「Moonriver」を稼働

3. Polkadot上にMoonbeamネットワークを正式稼働(今年後半を予定)

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