はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

大手銀HSBC、ビットコイン大口保有企業の株式購入を禁止する方針

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

MicroStrategyの株式購入を不許可

イギリスのメガバンクHSBCが、ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)を大規模に保有する企業の株式を購入できなくする新たな方針を示していることがわかった。

ビットコインに関連する記録を行う口座@DocumentingBTCの投稿を含め、SNSで顧客からの報告が多数上がった。情報によると、MicroStrategy社のようなビットコインを財務資産として大口保有することで、ビットコインのパフォーマンスが株価に影響する株式の新規購入を禁止する方針を顧客に伝えた。対応は3月29日より実施されているという。

HSBCはこのメッセージにて、ビットコインやイーサリアム等仮想通貨購入およびそれらのパフォーマンスに関連する商品について方針を変更したことをお知らせします。HSBCは仮想通貨の価格パフォーマンスなどに関連するすべての商品の売買を促進しない方針です。

(あなたの)HSBCの取引記録には、「HSBC InvestDirest」という口座を通してMicroStrategyの株を購入した履歴があります。MicroStrategyの株式は仮想通貨に関連しているため、方針の変更に伴い、今後新たな購入はできません。

ーHSBC

MicroStrategy社は昨年8月に財務資産の運用方針を変更し、ビットコインの購入を行う米上場企業。これまで複数の購入を経て、計91,579 BTCを所有しており、財務資産を占めるビットコインの割合から、ビットコインに間接的に投資できる証券としてビットコインETFに近い取引商品としての注目も集まっていた。

関連マイクロストラテジー、ビットコインを更に買い増し 最高値付近も強気姿勢

HSBCについてはこれまでも、「銀行側から仮想通貨の購入について警告された」、「仮想通貨購入後に口座が利用できなくなった」といった報告が銀行を利用するユーザーのSNSで度々報告されてきた。仮想通貨市場にエクスポージャーを持つ投資手法については初めてのケースとなるが、依然として仮想通貨市場に厳しい見方をしていることが明らかになった格好だ。

一方、HSBCはブロックチェーン技術に対しては積極的に進めている企業でもある。これまで、ブロックチェーンでのデジタル社債の試験や、中央銀行CBDCのテストなどにも参加し、いくつかの実証実験の成功例を出している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/04 木曜日
13:25
米コネチカット州がロビンフッドなど3社に停止命令、無免許でスポーツ賭博提供と主張
コネチカット州消費者保護局がロビンフッド、クリプトドットコム、カルシに無免許オンライン賭博運営の停止命令を発行した。3社は州法に違反してスポーツ賭博を提供しており、利用者の資金や情報にリスクをもたらしているという。
12:26
チャールズ・シュワブ、2026年前半に仮想通貨取引開始へ 既存取引所に手数料圧力か
米大手証券チャールズ・シュワブが2026年前半にビットコインとイーサリアムのスポット取引を開始。低手数料戦略で既存取引所に圧力か。バンガードやバンク・オブ・アメリカも参入し、ウォール街で仮想通貨の主流化が加速。
11:15
メタマスク、最大1万ドルの損失を補償する「トランザクション・シールド」開始 
仮想通貨ウォレット「メタマスク」が有料補償サービス「トランザクション・シールド」を開始。対象となる取引について月額9.99ドルで最大1万ドルの損失を補償する。
11:02
NTT Digital、仮想通貨ソラナのバリデータを運用開始
NTTドコモグループのNTT DigitalがSolanaバリデータ運用を開始。Dawn Labsが技術支援を担う。国内ではモブキャストHDもソラナ財団認定を取得するなど、企業参入が加速している。
10:45
三井物産デジタルAM、デジタル証券ファンドを早期償還
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券ファンド「日本橋・人形町」を早期償還し、当初予想3.0%を上回る年5.0%の利回りを達成。累計利益分配金は25億円を突破した。
10:30
「バイナンス・ジュニア」、キッズ向け仮想通貨口座導入 安全性に関する議論も
バイナンスが6~17歳向けの仮想通貨プログラム「バイナンス・ジュニア」を開始した。親の監督下でシンプルアーンによる資産運用などが可能となる。
10:26
イーサリアム保有企業購入量、ピークから80%急減 ビットワイズが指摘
ビットワイズの報告によると、イーサリアム保有企業の11月購入量は8月比81%減の37万ETHに急減。一方、ビットマイン社は12月に1.5億ドル相当を追加購入し、フサカアップグレードへの期待を示した。
10:00
スターテイルとソニーのソニューム、ステーブルコイン「USDSC」をローンチ
スターテイルは3日にソニーグループと共同で開発・運営するブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」において、米ドルステーブルコイン「Startale USD(USDSC)」と報酬システム「STAR Points」をローンチしたことを発表した。
09:45
ビットコインが1万ドル反発、イーサリアム「フサカアップデート」好感で10万ドル視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは反発の勢いを強めている。ETHの「フサカ・アップデート」を好材料とし、2日に付けた8万3,000ドル台から1万ドルの上昇を見せた。
08:55
米SECが仮想通貨含む高レバレッジETFを阻止、3倍・5倍商品の審査停止を通告
米SECが株式や仮想通貨の日次リターンを3倍・5倍に増幅するETFの審査を停止した。プロシェアーズは3倍レバレッジ仮想通貨商品を含む複数の申請を取り下げている。
08:02
アンソロピックが来年IPO検討か、評価額3000億ドル超目指す=報道
AI企業アンソロピックが早ければ来年にもIPOを検討している。マイクロソフトとエヌビディアから合計150億ドルの出資確約を得ており、オープンAIと上場を競う。
07:35
DeFi保険サービス「Firelight」、XRPのステーキング機能をローンチ
DeFiの保険サービスを開発するFirelightは、Firelight Protocolをローンチ。まずは仮想通貨XRPをステーキングできる機能を提供する。
07:00
イーサリアム「フサカ」実装完了、レイヤー2取引手数料削減
仮想通貨イーサリアムの「フサカ」アップグレードが実施された。PeerDAS技術の導入によりバリデーターの処理負担が軽減され、レイヤー2の取引速度向上と手数料削減が実現。次期アップグレード「グラムステルダム」の準備も進行中だ。
06:35
フランクリン・テンプルトンもソラナETFを上場、ステーキング報酬を付与
米大手資産運用会社フランクリン・テンプルトンがソラナETFをNYSEアーカに上場した。最大100%のステーキングで報酬を付与。コインベースが管理を担当。
06:10
ソラナスマホの独自仮想通貨「SKR」、来年1月発行予定 30%がエアドロップに
スマホ製造のソラナ・モバイルがネイティブトークンSKRを2026年1月に発行すると発表した。ローンチ時に30%がエアドロップされる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧