はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「仮想通貨の父」と呼ばれるCFTC会長:2019年に退任意思表明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CFTC会長が2019年に退任意思表明
米国のCFTC(商品先物取引委員会)のジアンカルロ・クリストファー会長が5年の任期が終了する来年4月以降、任期を延長する予定はないと発表しました。

「仮想通貨の父」2019年に退任の意思表明

米国で仮想通貨におそらく一番好意的であった市場の規制者が、2019年の任期終了と共に引退する意向を正式に表明しました。

先週、米国フロリダ州マイアミで、IFLR(国際経済レビュー)主催のISDA(国際スワップデリバティブ協会)の年次総会が行われました。

同会議で、米国のCFTC(商品先物取引委員会)のジアンカルロ・クリストファー会長が、5年の任期が終了する来年4月以降、任期を延長する予定はないと発表しました。

多くの規制者が仮想通貨に対して冷たい眼差しを向ける事が一般的である中、ジアンカルロ会長の仮想通貨に対する偏見のないスタンスは仮想通貨コミュニティーで好意を抱かれていました。

ある時、同氏が議会審問で仮想通貨の影響で孫達が投資に興味をもってくれたとスピーチの冒頭で発言した以来、『クリプト(仮想通貨の略語)の父』という愛称が広がりました。

『私たちにはこの新しい世代の仮想通貨に対する情熱を無視したり軽蔑するのではなく、尊敬して思慮深く、バランスのとれた対応をするべきだ。』

と述べ、人気を集めました。

またオバマ大統領に任命されたジアンカルロ会長は、米国議会で『HODL』というフレーズを初めて使用したり、頻繁に仮想通貨に関するツイートをするなど容認的な態度を示していました。

ジアンカルロ会長の在任中、商品先物取引委員会は昨年12月のCBOE(シカゴオプション取引所)とCME(シカゴ商業取引所)の規制されたBitcoinの先物取引の開始を監修しました。

大多数の反対派がいましたが、取引開始以来徐々に取引量の増加が見られています。

また、商品先物取引委員会は仮想通貨関連の詐欺行為の摘発にも力を入れており、年間の市場操作に対する訴訟の件数もまだ半年も経過していないにも関わらず、年間記録を破りそうな勢いです。

ジアンカルロ氏の任期は2019年4月19日に終了する予定ですが、トランプ大統領が次期会長を任命するまでは在任すると発言しました。

CFTC Chairman J. Christopher ‘Cryptodad’ Giancarlo to Retire After Term Ends in 2019

Apr 30 by Josiah Wilmoth

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07:15
コインベース、USDC貸出サービスで10%以上の高年利を提供開始
コインベースが仮想通貨USDCの貸出サービスを開始し、年10.8%の高利回りを提供すると発表した。モルフォプロトコルとの連携により、従来の4.1%を大幅に上回る収益機会を提供する。
06:40
ソルメイト、443億円調達でソラナ特化企業に転換 Arkなどが出資
米上場企業ブレラホールディングスがソルメイトに社名変更し、アーク・インベストらから3億ドルを調達してソラナ特化のDAT企業に転換すると発表した。
06:15
エヌビディア、インテルに7400億円投資でAIチップ共同開発へ 株価22%高騰
エヌビディアがインテルに50億ドルを投資し、データセンター向けAIチップとPC向けチップの共同開発を発表した。インテル株は22%急騰し38年ぶりの上昇幅を記録した。
05:55
米国初のドージコイン現物ETF、上場初日の出来高が専門家予想上回る
米レックス・オスプレイが米国初のドージコインETF「DOJE」とXRP ETF「XRPR」を木曜日夜上場開始。初日のドージコインETFは約600万ドルの出来高を記録した。
09/18 木曜日
16:50
「社会のジレンマを突破する」日本初のステーブルコイン発行ライセンス取得、JPYC岡部典孝氏が語る|独占インタビュー
JPYC株式会社が日本初の日本円建てステーブルコイン発行ライセンスを金融庁から取得。代表の岡部典孝氏が語る100万円制限の実態、3年後10兆円の発行目標、プログラマブルマネーがもたらす金融革命とは。
13:40
ウォーレン米議員ら、トランプ政権の仮想通貨特命官に対する倫理調査を開始
エリザベス・ウォーレン米上院議員ら8名の民主党議員が、トランプ政権のAI・仮想通貨特別顧問デービッド・サックス氏の特別政府職員としての任期制限超過疑惑について倫理調査を開始した。130日の上限を超過している可能性を指摘し、詳細な勤務日数報告を要求している。
13:35
米SECが承認、BTCやXRP投資のマルチ仮想通貨投資信託のETF転換
米SECがグレースケールのマルチ仮想通貨ETPを承認し、ビットコインやイーサリアムなど5銘柄への一般投資家アクセス投資が可能になった。新たな包括的上場基準も同時に導入されている。
13:02
ポリマーケットでの裁定取引で年間60億円の利益発生か 研究者ら分析
分散型予測市場ポリマーケットでミスプライシングを利用した裁定取引により年間60億円の利益が発生しているとの論文が発表された。研究者による分析を解説する。
12:04
FRB利下げ決定も仮想通貨の市場反応は限定的、BNB前週比9.2%高で1000ドルの大台迫る
FOMCでは米FRBが0.25%利下げを決定したが、暗号資産(仮想通貨)への影響は限定的だった。主要アルトコインでは、BNBが前週比9.2%高の1,000ドル目前に。背景としては、バイナンスの規制環境の進展の兆しとMegadropなどの需要が挙げられる。パウエル議長は年内2回の追加利下げを予想するも慎重姿勢を維持。
11:03
業界の行方を決める「天王山」に臨む──ビットバンク廣末氏が描く未来戦略
ビットバンク廣末紀之CEOが語る、預かり資産1兆円規模への成長と今後の展望。金商法への移行と分離課税実現に向けた2025年後半は業界の「天王山」。
11:00
ビットコイン・トレジャリー企業の勢い減速か、4社に1社が純資産割れで取引=K33報告
K33リサーチなどが報告したところによると、ビットコイン・トレジャリー企業の4分の1が純資産価値を下回る時価総額で取引されており、業界の統合が進む可能性が指摘された。
10:02
ヴィタリック、イーサリアムの開発計画をプレゼン
ヴィタリック・ブテリン氏は、仮想通貨イーサリアムの開発計画についてプレゼンを行った。大阪で開催されているイーサリアムのカンファレンスEDCONに登壇した。
09:40
フォワード・インダストリーズ、最大5900億円規模の資金調達でソラナ戦略を推進
米上場企業フォワード・インダストリーズが最大40億ドル規模のATM増資で仮想通貨ソラナトレジャリー戦略を推進する。DeFi Development Corpもソラナ買い増しを発表した。
08:45
トランプ・ジュニア出資のサムザップ、750万ドージコインを初購入
米ナスダック上場のサムザップメディアが750万ドージコインを200万ドルで公開市場から初回取得したと発表した。
07:20
米SEC、仮想通貨ETF上場手続きを大幅簡素化へ
米証券取引委員会が、ナスダック、Cboe BZX、NYSEアルカの3大取引所による包括的上場基準を承認。今後、仮想通貨を含むコモディティベース株式の上場プロセスが大幅に簡素化される見通しである。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧