Shark Tank司会の著名投資家ケビン・オレアリー、DeFiファンドの主要株主に

加著名投資家、DeFi参入

著名投資家ケビン・オレアリー氏は24日、DeFi(分散型金融)プロジェクトのDeFi Venturesの筆頭株主になったことを明らかにした。同氏は数年前は暗号資産(仮想通貨)に懐疑的な姿勢をとっていたことで知られている。

オレアリー氏は、米国版の「マネーの虎」とも形容される投資エンタメ番組「Shark Tank」の司会者。カナダ出身の著名投資家兼起業家として、コメンテーターとしてのCNBCとして頻繁に登壇している。

今回オレアリー氏は、24日に公開された米投資家アンソニー・ポンプリアーノ氏のポッドキャストにて、DeFi(分散型金融)に注目していると言及。カナダのDeFiプラットフォーム「DeFi Ventures」に出資して主要株主となったことを明らかした。

オレアリー氏によれば、規制に準拠しつつ、ユーザーフレンドリーなUXを兼ね備えたDeFiプラットフォームには需要があると言及。カナダのDeFi系企業「DeFi Ventures」に、2,000万ドル相当の資金調達ラウンドのリードインベスターとして出資して33%の主要株主になったと説明した。

自身が司会を務める「Shark Tank」で「Mr.Wonderful」の異名を持つことから、名称もDeFi VenturesからWonderFi変える方針を明かした。

今後のトレンドはDeFiだからこそ、私は自分の仮想通貨を充て、利益をあげる。

オレアリー氏は大型カンファレンス「コンセンサス」でも仮想通貨のESG懸念についても言及しており、多くの機関投資家がビットコインなどに関心を持つものの、サステナビリティ(持続可能性)などのコンプラが理由で参加できていないと説明。しかし長期的にはこのような環境面での課題を克服できると述べている。

どんどんオープンに

過去、仮想通貨やビットコインに懐疑的だったオレアリー氏だが、2021年に入り肯定的な姿勢に転じた。

今年2月には、自身のポートフォリオの3%をビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)に充てていると明かしたほか、ツイッターのアイコンにビットコイン支持を意味する「レイザー・アイ」加工を加え、注目を集めた。

仮想通貨界隈では2月頃から、ビットコインのポテンシャルを支持するユーザーの間でプロフィール写真にレーザーの眼を加工するトレンドが広まっており、これに便乗した格好だ。

過去には金(ゴールド)への投資を行っていたオレアリー氏だが、金は投資の他にも保管コストが発生すると説明。ポンプリアーノ氏のポッドキャストでは、ビットコインの方が金より優れていると強調した。

オレアリー氏の出演する「Shark Tank」の共演者の中には、NBAチーム「ダラス・マベリックス」のオーナーとして知られるマーク・キューバン氏も含まれる。

キューバン氏は2021年に入り、イーサリアム(ETH)やドージコイン(DOGE)、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)などへの支持を示しており、米国における認知度の普及を反映していると言えるだろう。

Shark Tankは2009年から続く米国のビジネス投資番組。様々なビジネス・ピッチを、エンジェル投資家(Shark)のパネルが吟味して厳しく審査していくもので、12シーズン継続するなど、高い人気を誇る。

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