人気KPoPアーティスト、新曲をNFTで
KPoPアーティストのSe7enが新曲をNFTでリリースすることが分かった。また、NFT化する上でブロックチェーンにSymbolを採用している可能性があることが、公開映像から判明した。
Se7enは韓国のR&B歌手で、韓国のみならずアジアで知名度を持つアーティストだ。新曲「モナリザ」の発表はデジタルシングル「COLD」以来、実に2年5か月ぶりとなる。
曲名は「運命のような人に出会った瞬間を、美術館の絵「モナリザ」を見た姿に例えて表現」したことから来ているという。
曲は韓国語と英語版の二つがあり、これらがNFTとしてNFTマーケットプレイス「NFTマニア」にてオークションにかけられる予定だ。NFTマーケットプレイスはNFTをほかのユーザーと売買できるサービス。
映像を確認する限りでは、NFTはブロックチェーンSymbolで発行される模様だが、現時点でSymbolなどから公式情報は確認されていない。SymbolはNEMの開発した次世代のブロックチェーン。
NFTマニアによるとこの曲がリリースされるのは「初回(今回)のみ」とされ、NFTを入手できるのは一人のみとなる。詳しい内容は公開されていないものの、サイト上では「曲をストリームするためのプロデューサーのデジタル権利を落札者に送る」との文言が確認できる。
「プロデューサーのデジタル権利」が単に曲を聴ける権利ではなく、著作権のような諸々の権利を示している場合、新曲が誰でも聞けるような状態になるかは、落札者の意向次第になる可能性もある。
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