CoinPostで今最も読まれています

新たな仮想通貨VCファンド立ち上げ Acrylic、約60億円を調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DCGなども出資

米ベンチャーキャピタルAccompliceの元パートナーであるAsh Egan氏が独自の仮想通貨VC『Acrylic』を立ち上げ、複数の業界著名投資家から60億円を調達したことがわかった。

Accompliceは米ボストンにあるVCで、これまで、Bison Trails(のちにコインベースに買収)やCoinList、Dapperといった仮想通貨関連企業への出資を行ってきた。そのほか、スポーツ賭博を手がける上場企業のDraftKingsなどの非仮想通貨関連企業などをポートフォリオに複数有している。

Egan氏は過去三年間Accompliceのパートナーを務め、その後独立した。今回、仮想通貨の多分野で初期投資を行うために、Accompliceのほか、米最大手仮想通貨投資企業DCG、Bison Trailsの創設者ら、Cendana Capitalなど、複数の投資家から資金を調達したという。

新しく立ち上げられた『Acrylic I』は、すでに4つの投資を行っている。中には、ガバナンス系スタートアップAutomata、米仮想通貨マイニング業者US Bitcoin Corpというものがあり、ほかの2つに関する詳細は明かされていないが、ビジネス向けのDeFi関連企業及びスマートコントラクトの監査企業とされている。

Egan氏はブログで投資戦略について、仮想通貨およびブロックチェーン技術を普及させる企業へのエクイティ投資を中心にしたいと説明。「私の投資テーマは、スマートコントラクトおよび仮想通貨ネットワークが全ての産業に浸透すること。どのようなマーケットプレイスでも仮想通貨ネットワークに支えられることは可能だ」とした。

著名VCのa16zが運用する2,400億円相当の仮想通貨ベンチャーファンドやBlockchain Capitalの330億円規模のファンドなどと比較すると規模はまだ小さいが、Egan氏は今回の資金で、スタートアップの創設者のビジョンが実現することを支援できるようなVCを立ち上げることが目的としてビジョンを語っている。

エクイティとは

エクイティ(株式・株主資本)は、新株発行を伴う資金調達を指す。公募増資、第三者割当増資など新株を発行するファイナンスに加え、転換社債型新株予約権付社債(CB)などによる資金調達も含まれる。(大和証券参照

▶️仮想通貨用語集

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。
14:00
「ビットコイン半減期は年単位で見れば価格に大きなインパクト」Bitwise分析
Bitwiseは今後の価格についてビットコイン半減期の長期的な影響は過小評価されていると述べた。一方、ゴールドマン・サックスはマクロ経済情況も重要と分析している。
12:00
RWA分散型金融Centrifuge、23億円調達
Centrifugeは新たな資金を利用し、Baseチェーン上に構築され、Coinbase Verificationと統合されたRWA向けの機関投資家グレードの融資市場の構築に取り組んでいく。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧