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テザー社、企業イメージ改善へ 評判管理部門の求人開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「レピュテーションマネージャー」を募集

米ドルのステーブルコインUSDTを発行するテザー社は企業イメージを改善するために、「レピュテーションマネージャー」の募集を開始した。

USDTの準備資産やテザー社の資産運用の透明性などに関する疑惑や批判、FUD(恐れ・不安・疑念)が以前より多く拡散されていた。今年2月にテザー社と関連会社である仮想通貨取引所Bitfinexは8.5億ドル(約938億円)の不正融資疑惑を巡る裁判でニューヨーク司法当局(NYAG)と和解し、不正自体は立証されなかったものの、業界の一部は依然として不信感を持っている模様だ。

また、当時裁判における和解では、テザー社は裏付け資産に関するレポートを開示することに合意。それ以来、複数回で裏付け資産に関する報告書を公開していた。しかし、SNS上では長い間、USDTに関する不正が証明されていないにもかかわらず、依然としてテザー社が100%の準備資産を持っていないと主張する指摘が未だ散見されていることから、それらの指摘は多くの有識者に「テザーFUD」と称されている。

そのため、テザー社はFUDなどへの対策を中心に求人を実施するのに至ったと見られている。その主な業務内容は以下の通り。

  • SNS上でテザー社のアドボケイト(支持者)となり、質問などに応答
  • SNSツールやアプリ、デザイン、戦略などに関するトレンドをモニター
  • 主要ステークホルダーへの教育を強化
  • 企業を標的とした、ユーザーによる脅威を含むコンテンツを特定し、マネジメントへ報告
  • SNSキャンペーンのインパクトを把握するために、有効なベンチマーク(ベストプラクティス)をモニター

FUDとは

Fear, Uncertainty & Doubt(恐怖、不安、疑念)の略。確証のない情報を拡散することで、大衆の認識に不信感を与える行為を指す。

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