はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

南米コロンビア、公共機関のブロックチェーン実験スペースでSymbolを採用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Symbolでブロックチェーンの実証実験

南米のコロンビアにて、Symbolブロックチェーンを使った公的機関向けの実証実験スペースが開設されることが分かった。

ネムソフトウェアのラテンアメリカ地域セールス責任者、Pedro E. Gutierrez Q.氏によると、ネム・Symbolの開発を行うPeersyst Technologyと情報技術通信省(TIC)が共同でプロジェクトを推進するという。

コロンビアは第4次産業革命(IoTやAIなど)の積極的な推進に努めており、TICが中心となってブロックチェーンに関しても広範な取り組みを行ってきた。

ICTは今回の内容のほかに、ブロックチェーンやデータ分析に関する民間企業への教育事業などを進めている。

Symbol

NEMのハイブリッド型次世代ブロックチェーン「Symbol(XYM)」の名称。

▶️仮想通貨用語集

関連:仮想通貨シンボル(XYM)とは|初心者でもわかる重要ポイントと将来性

BID Labと提携し、ブロックチェーンを推進へ

情報技術通信省(TIC)大臣のKaren Abudinen氏は13日の立ち上げイベントに登場し、BID Labと覚書を締結したことを発表した。Symbolの利用もTICによるブロックチェーン関連の取り組みの一環として明らかになっている。

BID Labは米州開発銀行のイノベーション研究所。米州開発銀行は、中南米やカリブ海諸国に対し開発の融資を行う機関で、債権国として日本も加盟している。

また、BID Labはパブリックコンソーシアム型のブロックチェーンであるLACChainを開発、サポートしているが、取り組みの中でSymbolとどのような棲み分けがされるのかは不明だ。LACChainは中南米・カリブ地域におけるブロックチェーンエコシステムの開発・社会イノベーションの促進を目的としたブロックチェーンとなっている。

今回の覚書締結によって、BID Labによるブロックチェーンを使用する公共プロジェクトでの支援活動、実利用を想定したブロックチェーンのソリューションの開発などが行われる見込みだ。

すでに、ブロックチェーンのパイロットプロジェクトでは、農業に関する監督を行う農村農業計画ユニット(UPRA)や、公証人および登録機関の監督(SNR)などが参加することが明かされている。

オープンガバメントを推進

コロンビアはデジタル推進によって、業務の効率化やコストの削減といったメリットだけでなく、公共機関の腐敗という問題に対処することを狙いとしている。

ブロックチェーンを活用することで、透明性などを確保しオープンガバメント(開かれた政府)を推進していく考えだ。

トランスペアレンシー・インターナショナルによると、コロンビアの腐敗認識指数は180カ国中92位(2020年)となっており、エクアドルなどと同等の順位になっている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:55
コインベース、予測市場とトークン化株式ローンチ予定=ブルームバーグ
米最大手仮想通貨取引所コインベースが12月17日に予測市場とトークン化株式を発表予定。ジェミニのCFTCライセンス取得やDTCCのトークン化承認など、業界の競争激化と規制進展が加速している。
13:20
テラフォームラボのド・クォン創業者に懲役15年の判決 ステーブルコインUST崩壊背景に
テラフォームラボのド・クォン創業者に米国地裁で懲役15年の判決。2022年のアルゴリズム型ステーブルコインUST崩壊により数兆円の被害をもたらしていた。
13:10
YouTube、クリエイター報酬でペイパルのステーブルコイン支払いに対応
フォーチューン誌によると、ユーチューブが動画プラットフォームのクリエイターに対し、ペイパルのステーブルコインPYUSDでの報酬受け取りを選択できるようにした。現在は米国ユーザーのみに適用される。
11:53
ビットコイン9万ドル割れから反発、売り圧力後退も流入資金は半減
12日の暗号資産市場でビットコイン(BTC)はFOMC後に一時9万ドルを割り込んだが米国時間にかけて反発した。ただアナリストは売り圧力減少による反発と指摘し、ステーブルコイン流入が8月比50%減の760億ドルまで縮小した。新たな流動性回復まで上昇は限定的で、週足9万3000ドル確保が強気継続の条件に。
11:35
コインベース、ソラナ系トークンの直接取引を開始 上場審査不要で即時売買
米仮想通貨取引所大手コインベースが、アプリ内でソラナ系トークンをDEX経由で直接取引できる新機能を発表。従来の上場審査なしで数百万種類のトークンに即座にアクセス可能。1.2億ユーザーに順次展開予定。
11:04
国税庁が調査結果を発表、暗号資産取引の追徴税額46億円に
国税庁が令和6事務年度の調査結果を公表。暗号資産取引に対する追徴税額は46億円で前年比31%増、1件当たり745万円と全体平均の2.5倍に。政府は分離課税導入に向け調整を進めている。
10:02
米上院銀行委員会長、仮想通貨「クラリティ法案」で銀行幹部らと協議
米上院銀行委員長がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める法案で銀行業界と協議し、進展があったと報告した。ステーブルコイン利回りやDeFiが法案の争点となっている。
09:49
米CFTC、仮想通貨取引の引き渡し規則を撤廃 規制緩和へ
米CFTCが仮想通貨の「現物引き渡し」に関する2020年ガイダンスを撤回。ファム委員長代行は「時代遅れで過度に複雑」と指摘し、規制簡素化へ。12月には現物取引承認やパイロットプログラム開始など、トランプ政権下で仮想通貨規制の整備が加速。
09:35
コインベース、ラップドトークン向けにチェーンリンクのクロスチェーン技術を採用
仮想通貨取引所コインベースはチェーンリンクのクロスチェーン技術を採用。ビットコインのcbBTCやイーサリアムのcbETHなどラップドトークンの送金に活用する。
09:25
米決済機関DTCCがトークン化サービス開始へ、SECから許可
米預託信託決済機構DTCCの子会社DTCがSECから無措置書簡を取得し、DTC管理下の実世界資産をトークン化する新サービスの提供が承認された。2026年後半にサービス展開を開始する予定だ。
08:20
ビットコイン、年末サンタ・ラリーの可能性低下 FRB利下げ後=アナリスト分析
FRBが25ベーシスポイントの利下げを実施した後、ビットコインが約9万ドルまで下落した。アナリストは年末のサンタ・ラリーが起こりにくいと分析しており、強気の確信は2026年初頭に先送りされている。
07:35
ステート・ストリートとギャラクシー、トークン化キャッシュ運用ファンドをローンチへ
ステート・ストリートとギャラクシーは、トークン化したキャッシュ運用ファンドのローンチ計画を発表。まずは仮想通貨ソラナのブロックチェーンに対応し、将来的にはステラやイーサリアムなどにも拡大するとした。
06:55
米大手銀バンク・オブ・アメリカ、ビットコイン担保融資の準備進める=報道
資産規模1.7兆ドルのバンク・オブ・アメリカがビットコイン担保融資商品の準備を進めていると報じられた。主要米銀行による仮想通貨担保融資の提供は、仮想通貨と伝統金融の統合における重要な一歩となる。
06:15
英上場企業サツマ・テクノロジー、保有BTCの約半数を売却 社債返済目的で
英国のビットコイン関連技術企業サツマ・テクノロジーが11日、保有する1199BTCのうち579BTCを売却し、約4000万ポンドの純収入を得たと発表した。売却後も620BTCを保有し現金約9000万ポンドを確保している。
05:55
21シェアーズがXRP現物ETFを上場、「TOXR」で取引開始
スイスの資産運用会社21シェアーズが11日、XRP現物ETFを米CBOE取引所に上場した。コインベース、アンカレッジ・デジタル・バンク、ビットゴーがカストディアンを務める。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧