ソフトバンクも出資か
世界140以上のサッカークラブとライセンス提携する、ブロックチェーン基盤のファンタジーフットボールゲーム「Sorare(ソレア)」は、ソフトバンクなどから、約600億円(5.32億ドル)を調達する予定がある。Business Insiderが報じた。
Sorareはフランスのパリに拠点する、プレイヤーがクラブ公式のサッカー選手のデジタルカードを取引できる、ファンタジーフットボールゲームのプラットフォーム。2018年に設立されて以降、ブロックチェーン上のデジタルグッズとグローバルなファンタジーフットボールリーグによって、オンラインスポーツのファンダムを変革し、クラブやプレーヤーに新たなファンコミュニティ構築の方法を提供してきている。
資金調達については、ソフトバンク側が資金ラウンドをリードし、英VCのAtomicoも参加するという。ソフトバンクに関しては5月にも、出資する計画についてSorareとディスカッションを行ったことがBusiness Insiderに報じられた。両方とも関係筋による内容だ。
Sorareは今年の2月にも約55億円を調達していた。当時は、VCのBenchmarkやRedditの共同創設者Alexis Ohanian氏、サッカースターのRio Ferdinand氏も参加していた。
また、予定される資金調達の金額を加え、Sorareの企業評価価値は、約4,200億円に及ぶ規模になると予測されている。
日本大手仮想通貨取引所コインチェックは7月2日、SorareとNFT領域において連携したことを発表した。また、現在サービスが提供されるNFT販売プラットフォーム「Coincheck NFT(β版)」でも、Sorareで利用可能なNFTの取扱いも検討するという。