バンカメがついにビットコイン取引を提供
米メガバンクのバンカメ(Bank of America)は仮想通貨ビットコイン(BTC)の先物取引を一部のクライアントへ提供することを許可したようだ。CoinDeskが情報筋の内容として報じた。
報道によると、バンカメは以前よりビットコイン取引に対しては保守的だったが、先物取引には金額の大きい証拠金が必要となるため、今回は適格投資家にも提供を開始した。一部のクライアントが取引口座のセットアップを行っており、すでに一人か二人の投資家は取引を始めているという。
また、バンカメが提供するのは、CMEのビットコイン先物だという証言もある。この先物は米ドルの現金決済となっている。
バンカメは2018年、金融アドバイザーとクライアントが口座を使ってビットコインの関連投資を行うことを禁止していたが、その後ポリシーを変更。そして最近では、仮想通貨分野への進出を加速させている。例えば、仮想通貨市場に特化したリサーチチームを先週ローンチしたばかりだ。
米伝統金融界では、バンカメの前に、ゴールド・マンサックスやCitiグループ、モルガン・スタンレーなどが相次いで仮想通貨関連の投資商品を顧客に提供し始めた経緯がある。