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大手NFTマーケットOpenSea、シリーズBで100億円調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Opensea、企業価値が1,600億円以上

NFT(非代替性トークン)の大手マーケットプレイス「OpenSea」はシリーズBで約110億円(1億ドル)を調達したことがわかった。企業価値が1,600億円以上(15億ドル)に上るとの試算だ。

シリーズBを主導したのは、米大手ベンチャーキャピタルのa16z。NBAの現役著名選手Kevin Durant氏や、ハリウッドのトップ代理業者Creative Artists Agencyやその創設者Michael Ovitz氏なども参加している。

シリコンバレー大手VCのa16zはOpenSeaが3月に実施したシリーズAも主導し、当時はNBAフランチャイズオーナーのMark Cuban氏などの投資家から25億円が調達された。

OpenSeaのDevin Finzer CEOは今回の発表で、「仮想通貨エコノミーにおける市場採用が増える中、NFTは新・インターネットになりつつある」、「これからもプラットフォームをスケールしていきながら、最高な顧客体験を提供していきたい」とコメント。今回調達した資金を、開発者の拡充、新たなマーケットと顧客ベースへの拡大などに充てる予定があるという。

また、OpenSeaは2017年にニューヨークで設立された黎明期のNFTプラットフォームで、今年の6月だけでNFTの売買出来高が約180億円に相当し、2021年上半期で売り上げは+45%と増加していた。

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