コカ・コーラもメタバース進出
米コカ・コーラは国際フレンドシップ・デー(7月30日)に際し、NFT(非代替性トークン)を大手マーケットプレイスOpenSeaでオークションすることを発表した。
オークションは、7月30日(12:01a.m.UTC)から8月2日(8p.m.UTC)の4日間にわたって行われる予定。販売で得た収益はすべて「スペシャルオリンピック」という国際的スポーツ組織に寄付するという。
今回は、コカ・コーラがメタバース(仮想現実)の世界に進出する初事例となる。販売されるNFTは「The Friendship Box」、「Coca-Cola Bubble Jacket Wearable」、「The Sound Visualizer」、「The Friendship Card」の4種類。
「Coca-Cola Bubble Jacket Wearable」では、現物の限定ジャケットが届けられるほか、ブロックチェーンゲーム「Decentraland」で着用可能なバーチャルジャケットも付くという。「The Sound Visualizer」という音声NFTでは、コークボトル開栓時や炭酸の弾ける音など、CMでもお馴染みの爽快なサウンドが収録されており、ファン垂涎アイテムとなるかも知れない。
これらのNFTをデザインしたのは、個人化するアバターやブランディングのデジタルコンテンツを手がける企業「Tafi」だ。今回のオークション制作側として、コカ・コーラ社と提携した。