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米カストディ企業アンカレッジ、米連邦保安官局にサービス提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

押収された仮想通貨を管理

米大手暗号資産(仮想通貨)カストディ企業Anchorage Digital(アンカレッジ・デジタル 以下、Anchorage)が、米司法省所属の連邦保安官局(USMS)にデジタル資産カストディサービスを提供する企業として選ばれた。

USMSの資産没収部門は主な任務として、犯罪の収益、もしくは犯罪を行うために使用される資産の差し押さえを行っている。犯罪への財政的インセンティブを抹消し、組織的な犯罪活動を抑制して、公共のセキュリティを高めることが目的だ。

USMSは近年、現金、不動産、美術品などの資産クラスに加えて、ビットコイン(BTC)など仮想通貨も押収するようになった。2019年より、押収したデジタル資産を管理するパートナーを募集しており、Anchorageの前には、別のカストディ企業BitGoと契約していた。

Anchorageによると、同社が請け負う業務は広範に渡っている。公式発表によると、主に以下のようなサービスを提供するという。

  • カストディ
  • 資産整理
  • 会計
  • 監査コンプライアンス
  • ブロックチェーンフォークの管理
  • ウォレットの作成
  • 仮想通貨没収に関連する業務

カストディ

投資家の代わりに資産を保有・管理することを指す。資産の保管や売買に係る決済、また元利金・配当金の受領や議決権行使など、幅広い業務を代行するサービスを指す。カストディを行う企業を「カストディアン」と呼ぶ。

▶️仮想通貨用語集

ビットコインのオークション

米連邦保安官局(USMS)は、2014年以来、押収したビットコインをオークションにかけてきた。これまでに、185,000以上のビットコイン(現在時価で8,000億円超)を売却している。

最近の事例としては、2020年2月に4,000超のビットコインをオークションにかけ、2名が落札した。

関連:米政府売却の40億円相当のビットコイン、オークションで2名が落札

著名投資家Tim Draper氏も、2014年にUSMSが、ダークネットから没収した約30,000ビットコインをオークションにかけた際、これを競り落としている。

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