今年のSwell開催
リップル社が主催する年次大型イベント「Ripple Swell Global」は2021年も開催される。日程は、11月9日~10日と予定されている。
SWELLとは、「巨大な波」を意味する用語で、世界各国における、政治・経済界、銀行業界、ブロックチェーン業界のリーダーが一堂に介し、「送金の未来」について議論する場だ。
昨年は新型コロナの世界的感染の影響を受け、バーチャルカンファレンスとして開催されたが、今年はどのような形で開催されるか、現時点では明らかになっていない。
また、登録フォームは夏に公開するとしている。
昨年のSwell
昨年は、10月14~15日に新型コロナの感染防止対策としてバーチャルでの開催が行われていた。
従来のSwellは招待制が取られていたが、バーチャル形式で誰でも登録し見ることができるようにした。
2020年のRipple Swell Globalの主要コンテンツとして、リップル社に関する「Line of Credit」などの関連発表のほか、中央銀行デジタル通貨(CBDC)や、リップル社が重要視する金融包摂、さらにはグローバルの仮想通貨・デジタルアセットの規制などのトピックについても、専門家や業界人が登壇し語った。当時の基調講演スピーカーには、「世界経済フォーラム」の「ブロックチェーン・デジタルアセット・データポリシー」の責任者を務めるSheila Warren氏と世界銀行グループの「金融包摂・インフラ・アクセス」のプラクティスマネージャーを務めるMahesh Uttamchandani氏が務めていた。
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また、リップル社は10月の「Ripple Swell Global」だけでなく、地域別イベント『Ripple Swell Regionals』も開催した。当時は、7月29日から9月16日まで、全5回に渡り、北米、中東と北アフリカ(MENA)、アジア太平洋地域、ラテンアメリカ、そして欧州という順でオンラインウェビナーのイベントが行われた。
これらの地域別イベントでは、その地域の特徴に合わせたトピック(規制等)のセッションや、その地域の顧客によるベストプラクティスの共有、RippleNetのプロダクトアップデートなどがが実施された経緯がある。
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今年もRipple Swell Regionalsが開催されたことがわかった。公式サイトによると、需要が高かったため、3月25日に欧州、4月28日アジア太平洋地域、6月16日には中東と北アフリカ(MENA)で地域別のイベントが再び実施されたという。