はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

カルダノ(ADA)、次回アップグレード「アロンゾ」のテストネットが順調

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「アロンゾ・パープル」始動

暗号資産(仮想通貨)カルダノ(ADA)の次回のアップグレード「アロンゾ」のテストネットについて完全に公開され最適化する段階に入ったことがわかった。カルダノの開発企業IOHKは7日、アロンゾ(Alonzo)のテストネットが「パープル」フェーズに入ったとツイートしている。

テストネットは5月にローンチされ、これまで「アロンゾ・ブルー」、「アロンゾ・ホワイト」という段階を経て、「アロンゾ・パープル」に到達したことになる。パープルの後は最終テストを行ってからメインネットでの立ち上げに進む予定だ。

テストネット

開発者が新しい機能を追加してその挙動を検証する、本環境(メインネット)可動前の試験環境のこと。テストネットは独立して存在しているので、もしシステムを壊してしまっても本番環境であるメインネットに影響を与えることがなく、開発者は心置きなく新しいアイディアを実装することが可能。

▶️仮想通貨用語集

8月末から9月初旬のメインネット実装が目標とされている「アロンゾ」では、スマートコントラクト機能の導入が注目されている。NFT(非代替性トークン)やDeFi(分散型金融)に関する開発も期待されているところだ。

ブルーとホワイトの公開範囲は、それぞれ50ユーザーと500ユーザーに限定されていたが、パープルのテストネットは完全に公開される。つまり、カルダノ上のスマートコントラクト「Plutus」を学習するプログラムのメンバー、ステーキングプールのオペレーター、仮想通貨取引所も参加可能だという。

ネットワーク参加者を拡大

IOHKは、まず150人以上のテストチームをパープルのネットワークに招待済で、 さらに、本日、Plutusパイオニアプログラムを卒業した300人にも、優先招待状を発行するとした。Plutusパイオニアプログラムとは、数千人の開発者に対して、「Plutus」のコーディング方法をトレーニングする教育コースである。

こうした最初の参加者の受け入れプロセスが正常に完了した後に、参加を希望する開発者すべてにアロンゾ・パープルを公開するという。

また、アロンゾ・ホワイトの段階から多くの取引所が参加していたが、パープルではさらに参加取引所を追加。IOHKは、メインネットワークをアップグレードする際に、できるだけ多くの取引所がアロンゾに対応するようにして、ADAユーザーが滞りなく入出金可能であるようにしたいと述べた。

開発チームは8月半ばに、さらに多くの詳細な近況報告を行い、アロンゾのメインネットローンチ日程についても最新の予定を伝える見込みという。

IOHKは、今回の報告を次のように締めくくった。

アロンゾは非常にうまく進捗しているが、まだこの先にやることはある。バグが発生するだろうし、何らかの困難に出会う可能性もあるが、それを解決するのがテストネットの目的だ。

統合、テスト、最適化などの面でも多くの作業が待たれているが、私たちは順調に前に進んでいるところで、嬉しく思っている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05:50
ストラテジーのセイラー会長、6900億円相当のビットコイン売却の噂を否定
ストラテジーのマイケル・セイラー会長が47000BTCの売却憶測を否定した。オンチェーン上の動きは保管業者の入れ替えによるもので、実際に購入ペースを加速させていると説明。
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
21:00
ビットコインウォレットのおすすめは?種類・選び方・アドレス作成手順まで解説
ビットコインウォレットの種類や違い、安全な選び方を徹底解説。ハードウェア・ソフトウェアの比較からアドレス作成、セキュリティ対策まで初心者にもわかりやすく紹介します。
17:19
米ビットコイン現物ETF、過去2番目の規模の純流出 リスクオフが加速
11月13日、ビットコイン現物ETFは8.7億ドル(約1,340億円)の純流出を記録し、過去2番目の規模に。イーサリアムETFも3日連続で流出。FRB当局者の慎重発言を受け、仮想通貨と米国株が同時に下落。専門家は健全な調整との見方も。
16:46
Aptos Labs CBOが語る日本戦略|独占インタビュー
Aptos Labs CBO Solomon Tesfaye氏独占インタビュー。日本の大手金融機関との協議、ステーブルコインUSD1の展開、グローバル戦略を語る。
16:32
ビットコインのみ投資へ 欧州初のルクセンブルク国家ファンドがETF経由で1%配分
ルクセンブルク財務相が、国家ファンドFSILが他の仮想通貨ではなくビットコインのみに1%配分したことを明言。欧州初の国家レベルでのビットコイン投資となる。
15:06
ヴィタリック、分散化の原則を強化する「トラストレス宣言」を発表 中央集権化に警鐘
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏らが「トラストレス宣言」を発表。検証可能性や検閲耐性など6つの核心要件を定義し、利便性優先による中央集権化リスクに警鐘を鳴らした。トラストレスこそがイーサリアムの本質であり、信頼できる中立性を達成する唯一の方法だと強調している。
15:06
JPYC、米サークル社オンチェーンFX網のパートナー通貨に採択
JPYCが米CircleのオンチェーンFX網「StableFX」で日本円パートナーに採択。USDCとの即時交換に対応し、国際送金・決済インフラで円建てステーブルコインの役割が拡大する見通し。
13:35
日本円ステーブルコインJPYC、発行額2億円突破
JPYC株式会社は、日本円建ステーブルコイン「JPYC」の累計発行額が2億円を突破したと発表。正式発行から約18日間での達成。保有者数は約3.1万人に達し、JPYC EXの口座開設数も6,000件に到達した。
11:57
「ビットコイン、株高に反応鈍く下落時は増幅」Wintermuteが非対称性を指摘
Wintermuteの最新レポートによると、ビットコインはナスダック指数と0.8の高相関を維持するも、株高局面で反応が鈍く下落時のみ敏感に連動。この負のスキューは2022年以来最高水準で、通常は市場底値圏で見られるパターン。資金の株式市場シフトと流動性低下が背景に。
11:49
大手銀BNYメロン、ステーブルコイン準備金のためのMMFを立ち上げ
大手銀BNYメロンがステーブルコイン発行者向けのマネー・マーケット・ファンド「BSRXX」立ち上げを発表。ジーニアス法対応の準備金ファンドとなる。
11:04
21シェアーズ、仮想通貨指数ETF2本を米国上場 投資会社法適用は米国初
21シェアーズが投資会社法(1940年法)準拠の仮想通貨インデックスETF2本を米国で上場。TTOPとTXBCは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど主要デジタル資産への分散投資を提供。機関投資家向け「ゴールドスタンダード」のETF構造を採用。
10:33
ビットコインが今月3度目の10万ドル割れ、フラッシュクラッシュ後の資金戻り鈍化
ビットコインは今月3度目となる10万ドル割れを記録し、低調な値動きが続いた。背景には、FRBが利下げに慎重な姿勢を示していることに加え、東証などを運営する日本取引所グループ(JPX)が仮想通貨トレジャリー企業に対して規制を示唆する報道が流れ、市場心理を冷え込ませたことが挙げられる。
09:54
グレースケールのIPO登録書類が公開 トランプ政権下で上場申請続く
仮想通貨資産運用企業グレースケールは、IPO登録届出書を米SECに提出。市場が構築されれば株式のトークン化も検討していく意向を示した。
09:32
米国でXRP現物ETF上場、初日取引高は90億円を記録
カナリー・キャピタルの仮想通貨XRP現物ETFが米国で上場。初日取引高90億円を記録した。2025年に上場したETF中でトップの数字となった。政府機関再開でさらなる承認も期待される。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧