WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

政情不安で通貨安懸念のアフガニスタン、仮想通貨に活路を見出す人々も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨でアフガニスタンを支援

武装勢力タリバンが首都カブールを掌握し、混乱に陥っているアフガニスタンで、暗号資産(仮想通貨)に活路を見い出そうとしている人々がいる。ビットコイン(BTC)などで寄付を受け入れるNPOが登場しており、一部の市民は仮想通貨で蓄財を守ろうとする動きもあるという。

アフガニスタン現地で活動している団体の「Code to Inspire」が、仮想通貨による寄付プラットフォーム「Giving Block」を介して寄付を受け付けた。

この団体は、アフガニスタンの女性を支援するプログラミングスクールを運営。学生は無料で、ゲームデザイン、ウェブデザイン、フルスタックプログラミング等の他、スマートコントラクトの構築やイーサリアム(ETH)のプログラミング言語Solidityなど、仮想通貨・ブロックチェーンプログラミングの基礎を学べる。

「Giving Block」では他にも、アフガニスタンでヘルスケア、子供や難民救済に携わる幾つかの団体に寄付が可能だ。

そうした団体の一つ「Hearts&Homes for Refugees」は、米ニューヨークを拠点とするNPO。米国に避難予定のアフガニスタン人を支援するために寄付を募っている。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)をはじめ、様々な仮想通貨を受け付けているところだ。

また、NFT(非代替トークン)の販売額を寄付する試みもある。コンサルティング企業Visualize Valueの創設者、Jack Butcher氏は、アフガニスタンの家族を1か月支えることができる緊急資金に売上を充てるためのNFTをリリースした。

NFT

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

仮想通貨で難局を乗り越えようとする人々

カブールでは、大きな混乱の中、多くの銀行が現金不足で営業停止に追い込まれており、人々が現金を引き出せない状況にある。現地通貨の価値は暴落し、生活必需品のインフレが起きている。こうした中、Googleトレンドによると、アフガニスタンで仮想通貨やビットコインへの関心が過去最高レベルに上昇した。

米メディアCNBCは、危機の下で、仮想通貨により経済的困難を乗り越えようとする人々を紹介した。

仮想通貨はアフガニスタン国内から世界経済へアクセスし、インフレに対して防衛する手段を提供している。経済的に身を立てていく手段として仮想通貨取引を始めた若者は次のように語る。

1ヶ月の仮想通貨取引で、建設業の1年分よりも多くのお金を稼ぐことができた。ただ仮想通貨でお金を稼ぐのは簡単だが、(ボラティリティなどの問題で)その富を維持するのは難しくもある。

また、仮想通貨の検閲耐性が、抑圧的な政府の下では人々を支援すると指摘する声もある。

DataReportal.comによると、アフガニスタンのソーシャルメディア利用者数は2020年から2021年にかけて22%増加し、全人口の約69%が携帯電話にアクセスできるようになったという。このため仮想通貨がさらに普及するポテンシャルが存在している。

一方で、現在アフガニスタンでは電力供給やインターネットが不安定で取引の妨げとなっており、仮想通貨は「ただ保有しているだけ」と現状を語る者もいた。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/29 木曜日
10:44
リップルとコインベースが提携、ステーブルコインRLUSDのアクセス拡大へ
仮想通貨業界大手のリップルとコインベースがパートナーシップを締結。コインベースが段階的にRLUSDに対応することやXRPLなど3チェーンで入出金可能になることなどを発表した。
10:12
グーグル、金融機関向けの仮想通貨・トークン化資産セキュリティツールを限定公開
グーグルが金融機関向けの仮想通貨保護サービスを限定公開した。MPCで秘密鍵を分散管理する仕組みで、複数の金融機関が試験中。商用提供は2027年初頭の予定だ。
09:10
リップル「2026年は成功の年」、年間プロダクト収益のランレートは1400億円超へ
リップルは、2026年の年間プロダクト収益のランレートを算出し、約1,420億円に近づいていると発表。多様なソリューションを利用している顧客やパートナー企業の数が3倍になったとも公表した。
10/28 水曜日
19:27
米国人の63%「金融システムの刷新が必要」 仮想通貨は認知に壁=米DEF調査
米DeFi教育財団(DEF)とIpsosが米国の成人1,545人に実施した調査で、現在の金融システムを安全と考える人は19%で、63%が刷新を求めた。一方、仮想通貨取引所への信頼は4%、DeFiは5%と低く、認知の壁も明らかになった。
18:06
日本ビットコイン産業、BTC現物出資で約8億円調達へ ANAP系と提携
ビットコイン決済事業の日本ビットコイン産業は28日、ビットコインの現物出資による約8億円の第三者割当増資を発表した。ANAP子会社とはライトニングネットワークのルーティング事業で提携し、カード決済に頼らない越境決済の基盤づくりを進める。
17:35
XRPクジラの保有比率68.5%、約4年ぶり高水準=サンティメント
サンティメントによると、1,000万XRP以上を持つウォレットの保有量が468.7億XRPに達し、供給量の約68.5%と2022年11月以来の水準に。価格低迷下での買い増しと、同社が示す節目をまとめた。
16:10
XRPレジャーのRWA、9割が未流通 エバーノース分析
この記事のポイント DEXのXRP取引、ステーブルコイン建てが86%に 融資機能XLS-66、バリデーターの承認待ち RWAの9割、オンチェーンで動かず XRPを保有・運用する…
14:24
商工中金、トークン化預金「DCJPY」発行へ 電子船荷証券と同時決済検討
商工中金が発行するトークン化預金「DCJPY」を貿易決済に使う検討が始まった。DCPとSTANDAGEが電子船荷証券の移転と代金決済を同時に行う仕組みを検証し、2028年度の商用化を目指す。日経は年内にも実証を始めると報じた。
13:55
メタプラネット傘下入り予定のスーパーリーグ、4BTC追加購入
米ナスダック上場のスーパーリーグ・エンタープライズが、22日から25日にかけて4BTCのビットコインを平均約8万581.26ドルで購入した。メタプラネットからの出資は、2026年第4四半期の完了を予定している。
13:20
日本円建てステーブルコイン「JPYC」1周年、累計発行額は120億円超
日本円連動のステーブルコイン「JPYC」が発行1年を迎えた。累計発行額は120億円超、流通額は約30億円に達している。提携先は広がる一方、流通額の拡大が課題となっている。
12:15
トヨタファイナンス、グループ初の直接募集型デジタル社債を発行 申込額10倍超
トヨタファイナンスは27日、トヨタグループ初の自己募集によるセキュリティトークン社債を発行した。ブロックチェーン基盤を採用し、発行予定額の10倍を超える申込があったため抽選とした。
12:00
カントン基盤の取引プラットフォーム「カンコア」、約11億円を調達
カントンネットワーク基盤の仮想通貨などの取引プラットフォームであるカンコアは、シードラウンドで約11億円を調達。調達資金の活用法や投資家などを発表した。
11:30
リップルとロビンフッドが提携、RLUSDを仮想通貨事業の主要ステーブルコインに
リップルとロビンフッドが27日、ロビンフッドの仮想通貨事業でRLUSDを主要ステーブルコインに位置づける提携を発表した。財務管理や機関投資家向け取引でも連携を広げる。
10:20
ソラナウォレット『Solflare』、ステーキング事業者のセキュリティ事故で報酬生成停止
仮想通貨ソラナの主要ウォレットのソルフレアは28日、ステーキング事業者のセキュリティ事故でバリデータの報酬が停止したと発表した。利用者のSOLに被害はないとし、ステーキング中のSOLは新バリデータへの移行が必要になる。
09:45
ギャラクシーデジタル、7~9月期は510億円の黒字 前四半期の赤字から転換
米ギャラクシーデジタルが7~9月期決算を発表。純利益は3億2,300万ドルで前四半期の赤字から黒字転換した。投資の評価益に加え、データセンター事業の利益も拡大した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧