IBCに対応したプロジェクト
オムニチェーン基盤の分散型取引所(DEX)、SifChainは暗号資産(仮想通貨)取引所AscendEXに上場した。8月24日より、取引が開始されている。
SifChainは、オムニチェーン基盤のDEXとなっている。取引所では、既存の取引所のように成行注文だけでなく、指値注文やその他取引方法も可能になる。
8月26日にはCosmosのブロックチェーン間通信規格、IBCに対応したことで、Cosmosエコシステムとイーサリアムブロックチェーン間の通信が可能になったことを発表したばかりだ。
IBCとは
Inter Blockchain Communication(IBC)プロトコルは、アトミックスワップなどブロックチェーン間でトークンをやり取りする際の通信の規格で、Cosmosが提唱する。
▶️仮想通貨用語集
これによって、CosmosあるいはEVM(Ethereum Virtual Machine)基盤のチェーンに接続することが可能になっている。また、Cosmos等に接続することで、その高いトランザクション性能などで取引所機能が恩恵を受けるとした。
ROWANトークンはネットワークの決済資産として機能し、トランザクションを送る際など取引所内で利用される。
また、SifChainではDAOの立ち上げも予定されており、その際にはROWANがガバナンストークンとしての機能も果たすことになるという。
SifchainはDAO化によってガバナンスの分散化を進め、トークンのユースケース増加にも繋がるとしている。