ウクライナ、仮想通貨取引が合法に

ウクライナで仮想通貨合法化

ウクライナ議会は8日、暗号資産(仮想通貨)を合法化する法案を採決した。地元メディアnachasiが報じた。

報道によると、新法律は仮想通貨や株トークンなどの「バーチャルアセット」の保有と取引を合法化する。法律の枠組みを作ることで、健全な取引環境を整備や事業者の参入機会を創出する考えだ。

一方、仮想通貨による決済に関してはこの法案では定められていないという。

また、トークンによる資金調達のICO・IDOも規制する。資金調達側の情報や、販売するトークンに関する規約やリスクなども投資家に開示する必要があるとしている。

そのほか、資金洗浄の対策に関する内容も同法律に盛り込まれている。FATF(金融活動作業部会)が推奨するフレームワークや同国の資金洗浄対策の基準にも準拠し、取引所などのサービスプロバイダーが顧客認証(KYC)などを実施することを必要とするという。

nachasiは大手仮想通貨取引所バイナンスのウクライナのメデイアパートナーであり、バイナンスは2019年より、仮想通貨産業の発展に向けて、同国のデジタル変革省と連携してきた。

トラベル・ルールとは

仮想通貨取引について、サービスプロバイダー(VASP)に送金者と受取人の情報を収集・交換し、その情報の正確性を保証することを求めるルール。対象となるVASP間の仮想通貨送金で、国際的な本人確認(KYC)ルールが適用されることになる。

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著者:菊谷ルイス
参考:nachasi

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します